連載終了 その時、どうするか

2018年10月29日 11:30

連載が1本、打ち切りになった。ITmediaビジネスオンラインの「常見陽平のサラリーマン研究所」だ。前身も含めると約2年間続き。PV数が低迷していた。

まあ、しょうがないかなと思いつつ、自分の不甲斐なさを感じる今日このごろ。ただ、このように連載を惰性で続けるのではなく、ちゃんと終わらせていくのは大事なことである。ここから、メディアにとっても、読者にとっても、書き手にとっても何かが始まる。

いつもテコ入れをしなくてはマズいなと思いつつ、締め切りに追われていた。締め切りに間に合わせることが最優先になっていた、いま思うと。

PVがずっと低迷していたわけではない。いくつかバズった記事もある。

BOOWY好きの上司と飲むときに気を付けたいこと (1/2) – ITmedia ビジネスオンライン 

「若者の○○離れ」という誤解 (1/2) – ITmedia ビジネスオンライン 

「世の中全て分かっている系」が厄介な理由 (1/2) – ITmedia ビジネスオンライン 

ビジネス書が売れなくなった本当の理由 (1/2) – ITmedia ビジネスオンライン 

意識低い系、「ヤフコメおじさん」にならないために (1/3) – ITmedia ビジネスオンライン 

NewsPicksの広告「さよなら、おっさん」はいけない。「こんにちは」である (1/3) – ITmedia ビジネスオンライン 

あえて言おう。私は「家畜」である (1/4) – ITmedia ビジネスオンライン 

なぜか心をざわつかせる「マラソン社員」から何を学ぶのか (1/3) – ITmedia ビジネスオンライン 

それなりにヒット記事はあるし、特に育児ネタは大きな共感を呼んだのだが、2年で50本近くコラムを書いている割には打率が悪すぎた。自分がその時に興味関心のあることを書くエッセイなのだが。エッセイをなめていた。エッセイは楽なのではなく、難しいのである。猛反省した次第である。

私自身、自称「物書き」と言いつつも、「書く仕事」に苦戦中であり。気づけば、テレビ・ラジオや講演など「喋り仕事」が増えてきた。そちらの方は、よく出るようになった6年くらい前からだいぶ進化しているとは思うのだが。

家庭のせいにしては良くないのだが、育児最優先の日々をおくっており。なんとか合格点の仕事をしようと思っているものの、届かないこともしばしばである。なんせ、努力が足りないのだと思う。ただ、心と身体の健康を考えると、あまり無理はできない。人生の中でも、耐える時期なのだろう。

連載とは何かという意識も、まだ希薄だったのだろう。いや、慢心とも言える。毎回、ヒットさせること、連続性、テーマ性を意識することなどが弱かった。

まあ、こういう入れ替わりは良いことだ。最近では番組の打ち切り、雑誌の休刊なども話題となる。身近なところでいうと、TOKYO FMの「TIMELINE」が終了。7人のパーソナリティーが出演しており、友人・知人率高めだったのだが。彼らにとってはショックだったろうし、私もリスナーとして、たまに呼んでもらう立場として驚いたが、これでまた何かが始まる。

「新潮45」は休刊やむなしとしても、休刊の仕方に問題があったと感じるのだが。連載陣、執筆陣にとっても、読者にとってもまた一つ場がなくなったと言えるわけだが、ここからはじまる新しい何かがあるはずだ。いや、なにかをつくらなくてはならない。

というわけで、反省し、出直すことにする。いまある仕事を大切に。そして、少しでも落ち着いて勉強し、書く時間を確保すること。さあ、今日からまた始めますかね。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2018年10月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師

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