小池知事、自民都連に謝罪報道の衝撃。改革路線の終焉と二期目への布石か

2018年11月06日 14:00

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

昨日は早朝より予報外れの雨に打たれながらこまざき美紀・北区政委員と街頭活動を行った後、事務所や都庁にてアポイントや質疑調整をこなす1日。

そんな折の夜に、都政に関わる衝撃的なニュースが流れてきました。

小池知事、自民都連に批判を陳謝 税制改正反対へ連携呼びかけ

東京都の小池百合子知事は5日、都内のホテルで自民党都連幹事長の高島直樹都議らと会談した。関係者によると、小池氏は高島氏らに対し、都知事選や都議選などで行った一連の自民党都連批判について陳謝。その上で、政府が導入を目指す地方法人税の一部を地方に再分配する新制度について、「オール東京」で連携して反対することを呼びかけた。
(上記記事より抜粋、強調筆者)

小池知事が、これまでの「ブラックボックス」「都議会のドン」などと選挙の度に辛辣に指摘をしてきた、自民党都連批判について陳謝をした旨が報じられています。

都知事公式Facebookより:編集部

報道内容の真偽や「陳謝」の程度は現時点ではわかりませんが、税制改正で都が苦境に立たされているとはいえ、小池知事が陳謝せざる得ない政治的状況に追い込まれた・陳謝を選択したという事実は政治的に非常に大きな意味を持ちます。

すでに都政の「改革路線」は、都議会公明党への過剰な配慮により事実上の「骨抜き」になっていることはこれまで何度もお伝えしてきた通りです。

この上、自民党に今回ベタオリし、これまでの主張を取り下げるのだとすれば、本格的に「改革路線」は終了し、これから先2年の小池都政はいわゆる「レームダック化」します。

※レームダック
任期中だが政治的影響力を失った政治家を意味する政治用語。元は「足の悪いアヒル」という意味で米国発祥の言葉。

「2020年の都知事選で小池知事は、自公にへりくだって推薦をもらい、二期目を目指すのでは」

という予測は一部から強くなされていたところですが、いよいよそれが現実味を帯びてきたとも言えます。

私自身、2016年のあの時に自民党・自民党都連を飛び出して「いまの都政はブラックボックス」「情報公開を徹底して、東京大改革を行う」という小池知事の姿勢に強く共感したからこそ応援しましたし、今でもその主張そのものは間違っていなかったと思っています。

なので今回、小池知事がその姿勢を撤回してしまうとすれば、個人的にも極めて遺憾なことであり、改革を期待した都民に対する裏切りではないかとすら感じるところです。

間違いに気づいたら謝罪する・修正するというのは大事なことですが、ならば市場移転問題や環状2号線の遅れなど政策的に謝罪・修正すべき点はあるわけで、今回の対応は極めて政局的な意味に終始していることも残念です。

税制改革が引き金となって起こった今回の対応が、次の都政・議会運営にどのような変化をもたらすのか。

12月に行われる今年最後の定例会では、その模様にも注視し、また都民の皆様にご報告をしていきたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、あたらしい党代表、東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出)のブログ2018年11月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。

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音喜多 駿
東京都議会議員(北区選出)

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