若者、注目です!アメリカ中間選挙

2018年11月07日 11:30

11月6日、アメリカで”中間選挙”が行われました。

日本時間で夜8時から投票が始まり、翌日の昼過ぎには大勢が判明する予定です。

「中間選挙」というのは通称で、4年に1回行われるアメリカの大統領選挙のちょうど中間に行われるのでそう呼ばれています。

下院議員は全員が改選で435議席、上院は3分の1が改選で今回は特別選挙の2つを含む計35議席が改選です。大統領自身の選挙ではありませんがこの2年の大統領に対する評価・審判という意味合いが大きいものです。

アメリカは大統領の権限が強いように思われている方もいるかもしれませんが、議会も同様です。
例えば毎年の予算について大統領は予算教書で自分自身の考え・方向性を伝えることはできますが、編成するのは議会です。
また各法律も全て議会が決めます。

ですから中間選挙の結果次第では大統領が追い込まれることにもなります。
過去にはオバマ大統領は富裕層向けの減税を見直そうとしていましたが、継続する形に政策転換が行われたことがあります。
また下院で過半数を握られると、大統領の弾劾手続きを発議することが可能となります。
ということは下院で民主党が過半数となるとトランプ大統領は辞めさせられることにもつながりかねません。

ということで大注目の中間選挙ですがそもそもの戦後に行われた18回の中間選挙で大統領側の政党はほとんど勝てていません。上院で4度、下院で2度しか勝っておらず、ほとんど負けています。

そして今回、事前の情勢は各種の世論調査では民主党すなわちトランプ氏に対する勢力が共和党・トランプ氏が上回ってリードしているという結果が相次いでいます。とはいえ2年前の大統領選の際には世論調査はほとんど当たらずにトランプ大統領が当選しましたから、そのまま当てになるかはわかりません。

そしてここにきて世界的に大人気の歌手、テイラー・スウィフトさんが自身で民主党支持を打ち出し、若い人へ投票を呼び掛けました。

日本では投票に行く意思がない人にも選挙前には投票ハガキが来ますが、アメリカは選挙人登録という手続きを済ませないと投票できません。

このテイラー・スウィフトさんの呼びかけでゆうに100万人を超える若者が選挙人登録をその後どっと行ったともいわれています。その意味で、若い人たちによって選挙結果が変わるかもしれません。

日本の若い方、注目です。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2018年11月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!
中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑