不動産投資に「変節(笑)」する人がナゼ増えているのか?

アセットアロケーションを使った資産運用を長年にわたって自ら実践し、個人投資家の皆様にも提唱してきています。しかし、その配分比率は年月とともに進化し、変わってきています。

7年前までは、金融資産100%で構成していたアセットアロケーションは、現在は不動産を中心とする実物資産が主体のポートフォリオになっています。

これに対して「内藤忍は変節した」と匿名で批判する「熱狂的な内藤ファン(笑)」がいますが、変節というのは筋違いです。

自分が正しいと思い、実践していることを、ありのままに個人投資家の皆さんにもお伝えする。その方法には全く変化は無いからです。

マーケット環境の変化と、自分の年齢や資産規模が変わったことによって、投資スタイルが変わっていっただけのことです。

環境の変化とは、リーマンショックを契機に低金利の環境が続いていることです。日本だけではなく、先進国で金利が一斉に低下し、債券によるインカム収入が得られなくなりました。

また、私自身50代となり、資産規模もそれなりに大きくなってきたことによって、株式型の資産だけで運用するリスクが大きくなってきました。また、金利の低下によって「お金を借りる力」を活用して、金利差から収益を得られるようになったのです。

最近、私と同じように、金融資産から不動産などの実物資産に資産をシフトさせる「変節者」が増えています。

11月29日にこちらのセミナーを開催するH氏もそんな1人です。投資信託など運用する大手金融機関で仕事をし、金融商品を中心とした資産を長年続けてきました。それが、2年前から投資信託を売却しそれを頭金にして不動産を次々と購入。今や資産2億円を超える規模まで不動産投資を行っています。

なぜ金融のプロが、金融商品ではなく不動産投資を始めたのか?

セミナーでは金融機関の人ならではのロジカルな視点で、不動産投資のリスクとリターンの分析を行い、自らの投資体験を語っていただきます。セミナーで話を聞いてみれば、「変節者」が増えているその理由がきっと腹落ちするはずです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年11月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。