大阪都構想を巡って、大阪府知事・市長が辞職→ダブル選挙か

2018年12月25日 14:00

メリークリスマス!あたらしい党代表・東京都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

昨日はクリスマスイブということで、仕事は早めに切り上げてプレゼント&ケーキを調達するサンタ業務に勤しんだり、家に帰ってミートソースを煮込んだり。

去年のブログを見たら昨年の献立はカレーライスだったようで、家族で過ごすクリスマスはこういう感じになりますよねーと。

独身時代の聖夜は女装してお台場の海に飛び込んだり、日本海に飛び込んだり、瀬戸内海に飛び込んだり、三宅島まで行って泥警したり、お遍路周り八十八箇所を達成したりと完全に明後日の方向にエンジョイしておりましたが(海に飛び込む率が高い…)、もはや隔世の感を感じつつ。

家族が揃って過ごせることに心より感謝しながら、皆さまにも穏やかで平和なクリスマスが訪れることを心より願っております。

さて、そんなクリスマス(イブ)ですが、政治的には非常に大きなニュースが飛び込んできました。

大阪都構想の住民投票を巡って膠着状態になっている大阪府市政ですが、事態を打開するために、来年の統一地方選挙のタイミングで辞職し、ダブル選挙・クロス選挙を仕掛ける可能性があるとのこと。

その手で来たかと唸ると同時に、それしかないという思いもあります。

もちろん、このタイミングでメディアが報道した=リークしたのは、ダブル選挙に慄いた公明党が妥協してくる可能性も考えての広報戦略もあるでしょう。

「選挙を駆け引きの道具に使うな!」
「税金の無駄遣いだ!」

という批判も多く見られましたが、むしろ私は民主主義下において「選挙」をこのような形で使うのは、合法的に許された最善手ではないかと思います。選挙(多数決)は「とりあえずの結論」を出すものに過ぎないからです。

過去記事:
多数決は「とりあえずの結論」を出す手段に過ぎない -民主主義ってなんだ?-

名著「民主主義」の中で、私がもっとも好きな一節を再び引いておきます。

多数決によるのは、多数の意見ならば正しいと決めてかかることを意味するものではないのである。ただ、対立する幾つかの意見の中でどれが正しいかは、あらかじめ判断しえないことが多い。神ならば、その中でどれが真理であるかを即座に決定しうるであろう。しかし、神ならぬ人間が、神のような権威をもって断定を下すことは、思い上がった独断の態度にほかならないのである。

さればといって、どれが進むべきほんとうの道であるかわからないというだけでは、問題はいつまでたっても解決しない。だから、多数決によって一応の解決をつけるのである。つまり、多数決は、これならば確かに正しいと決定してしまうことではなくて、それで一応問題のけりをつけて、先に進んでみるための方法なのである。

(民主主義 P98より。強調筆者)

なので、一定期間を経た後、これまでの決断が正しかったのかを振り返り、再び多数決で民意を問い直すというのはなんらおかしなことではなく、むしろ大きな間違いを侵さないために必須の工程ではないかと思います。

それにしても、やながせ都議が指摘するように、大阪における「公約は何がなんでも守る!」というがむしゃらな姿勢は、停滞した都政改革の中にいる身として率直に羨ましく・眩しく思えます。

公約を守る。大阪維新は捨て身の闘いを挑む。

改革に妥協を続ける小池知事ですが、特定勢力におもねるばかりではなく、時には知事辞職や、あるいは第一会派主導で知事不信任案→議会解散などのカードをチラつかせながら改革を進めるやり方もあるはずです。

もちろん「選挙を私物化するな、税金の無駄遣いだ!」という指摘は常に付きまとうでしょう。自らの意思による辞職や解散は、それも含めて民意を問うことになる文字通りの大勝負です。

ダブル選が本当に行われるかどうかは不透明であり、都内でも多くの選挙が行われる統一地方選挙と同時になりますが、大阪都構想を一貫して支持してきた身として、何らかの形でこの動きを後押ししていきたいと思います。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、あたらしい党代表、東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出)のブログ2018年12月24日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。

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音喜多 駿
参議院議員(東京選挙区、日本維新の会)、地域政党あたらしい党代表

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