男の甲斐性を上げたい?それはバレンタインデーの演出次第

2019年01月21日 06:00

全国菓子工業組合連合会、チョコレート・ココア協会など業界団体のデータによれば、チョコレートの取扱額は、2月がもっとも多く、つづいて、12月、3月となっている。しかも取扱額は年々増加しており高価格帯チョコが売上伸長傾向とある。そういえば、来月はモテる男子には嬉しいバレンタインデーがやってくる。

ケンズカフェ東京のガトーショコラ。著者より提供。

今回は、『余計なことはやめなさい!ガトーショコラだけで年商3億円を実現するシェフのスゴイやり方』(集英社)を紹介したい。著者はケンズカフェ東京のオーナーでもある氏家健治さん。同店のガトーショコラは、日本ギフト大賞を受賞し、フジテレビ「有吉くんの正直さんぽ」、TBS「ランク王国」、日本テレビ「ヒルナンデス! 」「嵐にしやがれ」などで紹介されたことがあるので、ご存知の方も多いだろう。

バレンタインデーの演出で男の甲斐性が決まる

バレンタインデーには悲しいエピソードがある。キリスト教の聖職者である、聖ヴァレンティヌス(Valentinus, – 269年2月14日)は、結婚を望む兵士たちのために結婚式を執り行ったために投獄され処刑される。投獄された際、看守の娘に花を贈ったところ目が見えるようになった。看守と娘はその後、キリスト教に入信する。殉教の日(2月14日)を聖ヴァレンティヌスの名前をとって「バレンタイン」と称した。

その後、聖ヴァレンティヌスは「愛の守護聖人」として信仰されるようになる。バレンタインデーが、いまのようになったのは、14世紀~15世紀のヨーロッパでシェークスピアにも聖ヴァレンタインの日として紹介されている。さらに、ヨーロッパでは、バレンタインデーにあわせて、男性から女性に花を贈る文化がある。カードにメッセージと花を添えるのが一般的で、求愛の大切なイベントとして知られている。

日本では、女性が演出するものと考えられているが、ヨーロッパとは異なるようだ。バレンタインデーの演出やエスコートは男子の甲斐性が判断される重要な機会と考えられている。氏家さんによれば、「男性は、女性を喜ばせるためにロマンティックな演出やプランが必要」だと解説する。さらに、素敵なレストランをチョイスしてワインを抜き、小さなプレゼントやバラなど素敵な花を用意しなければいけない。

「バレンタインデーにおいて最も重要なものは『花』です。プレゼントよりも花が重視されます。そのスタイルはとても情熱的です。ドラマや映画で、花が職場や家に贈られるようなシーンがありますが、海外では決して珍しい光景ではありません。日本で職場に花を送ることはないと思いますが」(氏家さん)

バレンタインデーにチョコを贈る風習はどこ

バレンタインデーの形式は各国によって異なるようだ。日本以外に定番のチョコレートを贈る国はあるのだろうか?氏家さんは答える。

「オーストラリアもチョコレートを添えるのが一般的です。チョコレートを贈る習慣があるのは、日本、オーストラリア、アメリカです。日本は女性が男性にプレゼントするためのイベントとして考えられていますが、各国とは異なるかも知れません。」(氏家)

他にも日本独自の風習があるではないか。義理チョコ、本命チョコなどは日本以外には存在しない。この機会に、バレンタインデーの歴史に思いをはせてみよう。バレンタインデーはチョコレートの消費が1年で最も多くなるイベント。夫婦、恋人、仕事関係の人に感謝をする意味を込めて用意したいものである。

尾藤克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員

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