親冥利につきた、ALSの父親を持つ娘の1/2成人式

先日、娘の1/2成人式にヘルパーさんとボランティア今田さんと行ってきました(^ ^)

一部は体育館、二部は本来なら上階の教室で行うところを、私が来るということで、娘のクラスの二部は一階の会議室に場所を移すという、格別の配慮を学校側からいただきました。本当にありがたいことです。

一部では、今後の抱負をそれぞれの生徒が、漢字一文字で表す発表がありましたが、娘は自分の名前の一字を選び、「お父さんとお母さんがつけてくれた名前を、これからも大切にしたいです。」と言いました。妻と試行錯誤して名付けた身としては、親冥利につきる言葉です!

二部は、それぞれの生徒がパワーポイントを使って、将来の夢を発表していました。小4でパワポとは、時代は変わりました(笑)娘は司会を務めると聞いていましたが、一部が終わって吸引していたら、二部のスタートに間に合わず最初の司会ぶりは見れず(涙)ごめんなさい!

娘の将来の夢は、変わらず医者(研究)でした。ALSの原因を解き明かし、私を含めた患者を救いたいと言いました。そのためには、設備の整った研究機関に行く必要があり、そこへ行くには良い大学の医学部に入れるように頑張りたいと、具体的に言っていました。

二部の終わりの司会を務め、散会した後に、私のそばに寄って来た娘の照れ笑いの表情が、すごく印象的でした。

私が10歳の頃は、単なる『鼻垂れ小僧』でした。親バカ全開ですが、こんなにも孝行な娘の親でいられて幸せだと、再認識出来た1日でした(^ ^)

行けて良かった!

追伸
他のお子様の発表を聞いての所感

・サッカー選手は数人いましたが、野球選手はいませんでした。時代の流れですね(^ ^)
・フライトナースが2人もいました!ドラマの影響力、恐るべし(笑)

恩田聖敬


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2019年1月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。