3ヶ月で難関資格に合格するための勉強法とは

2019年01月28日 06:00

画像は筆者が撮影。

難関資格試験に合格したい。できれば、短期集中型の3ヶ月程度で合格したい。そんな時には難関資格を独学で短期合格した人に聞いたほうが早い。そして、3ヶ月で合格するために必要な知識と、いらない知識を分けなくてはいけない。

今回は、『中小企業診断士1次試験 科目別合格戦略』(同友館)を紹介したい。著者は、山口賢人さん。米国資本のIT企業勤務時代に資格試験に挑戦する。TOEIC920点を皮切りに、宅地建物取引士(宅地建物取引主任)、行政書士、証券アナリスト、国際公認投資アナリスト(CIIA)、中小企業診断士、ITパスポートを独学で短期合格。この独学ノウハウ(過去問高速回転法)をまとめたものが本書である。

「過去問高速回転法は過去問を短期間で反復演習することで、科目の理解と過去問正解率を高める反復学習法です。効果と具体的なプロセスを『腹に落ちる』ところまで理解していただきます。過去問1回目は出来なくて当たり前。とりあえず解いてみて、解説をじっくり読み、マーカーを引きながら読んで理解を深めます。」(山口さん)

「2回目は、正解を目指して解いて、間違った箇所をさらに外析し追加でマーカーを引きます。3回目は、これまでに間違えた箇所だけを再度解きなおし徹底理解することで、さらに正解率を高めます。4回目以降は、マーカーを引いたところの見直しをすることで、記憶を定着させます。2回以上間違った問題については解き直しも行います。」(同)

山口さんによれば、反復学習の対象になる過去問の問題数は、1科目100~125問。4~5年分相当の過去問になる。決して多くはないことが理解できる。

「ただし、企業経営戦略、中小企業経營・政策については、1次試験の試験時間が1.5倍になりますので、対象の過去問数も1.5倍します。どの過去問を対象にするかも検討する必要があります。徐々に学習時間を減らしつつ高速でまわすことで、正解率の上昇と記憶の定着を実現します。これぞ、過去問高速回転法です。」(山口さん)

この方法は、すべての択一試験、短答の資格試験で使えると、山口さんは主張する。大人は、受験生と違って多くの時間を確保して勉強することができない。1日に数時間といった短い時間を効率良く使って勉強することが大切である。僭越ながら、今回、出版という夢を実現させた、山口賢人さんの前途を祝したい。

尾藤克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員

※新刊情報(筆者11冊目の著書。発売2週間で3刷)
即効!成果が上がる文章の技術』(明日香出版社)

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尾藤 克之
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

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