市役所の一室で毎月行われている驚くべき事実

今年10月に消費税が引き上げられる際、『政府が打ち出している2%の税率アップに対して5%の『還元』策は、景気対策であると同時にキャッシュレス化の推進だ!』と昨年の12月19日に『【消費増税対策世論調査】5%?8%?10%?3%?何が何だか・・・』でお伝えしました。

そう言えば、2年前にも、『決済に占める現金以外の割合が、カナダの74%を初めとして、世界各国でどんどん”キャッシュレス・脱現金”が進んでいる事』を201年8月14日の『【中田宏ピンチ?】あのことで、お金がほとんど無くなった…』で記事を書きました。

私自身もこの間、Suicaを使って鉄道利用をするようになり、Suicaを一度持ってしまうとコンビニでもSuicaを使って支払うようになりました。

「楽天生命パーク宮城(東北楽天ゴールデンイーグルス本拠地)」と「ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸本拠地)」では今年から原則キャッシュレス化になるそうです。
もちろん、まだまだ現金主義の人はいらっしゃいますので、一部店舗では、現金精算出来ますが、原則はキャッシュレス決済です。これは楽天という会社の性格を考えれば理解できますよね。

昨年、プロ野球を観戦した際に売り子さんから生ビールを買いました。売り子さんは指の間に千円札を挟み、おつり用の小銭は腰のポシェットに入れ、器用に販売していた姿を考えると、キャッシュレス決済になれば双方ともに便利にな流と思います。

一方で、頭の固い役所でもこんな動きがあります。
今年1月から大阪府の四條畷市が一部の手数料納付などでQRコード決済(キャッシュレス決済)を実証実験として始めました。対象は、住民票や、印鑑登録、戸籍など証明書の発行手数料で、納税や保険料の納付は含まれていません。
上記の証明書発行には手数料が掛かりますが、その手数料支払いにQRコードを読み込む事で支払いが完了するいうキャッシュレス決済です。

メリットとして手数料間違い防止や、受け渡しのミスをなくし、現金集計の手間を省く事に繋がるわけです。今回実証実験を始めた四條畷市長は東修平氏で28歳の最年少で当選した市長ですから、こういった発想・導入に積極的だったのかもしれません。

当然私も経験がある市役所行政は、デジタル化を推進することによってコスト削減を図りたい。しかし、万人を相手にしなければいけない市役所では、『デジタルを扱えない』『決済できない』という人の為に、どうしてもこれまでと同様の現金決済やアナログな方法も残さなければいけませんでした。そうなると、アナログとデジタルの2種類の仕組みを構築しなければならず、かえってコストが高くつくという矛盾もありました。

国もキャッシュレス化推進に力を入れていますので、今後キャッシュレス化が益々進んでいくと思います。しかし、私は国に言いたい!キャッシュレス化を早急に行わなければいけないのは、公務員の給料です。

実は公務員の給料支払いは、法律で現金を原則にしています。ですから、給料支給日には市役所の一室で、現金を数えています。なんせ銀行振り込みは本人の了解があった人のみですから。

このご時世にいつまで現金をカウントしているんですか!!

これ早急に改めないとね。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2019年2月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。