最近は大人の間で絵本ブームが到来?その理由とは!

2019年02月23日 06:00

左から『けい君とぼく』『やまもとさんちのにゃまもとさん』『おそろしくへんなローリー』。画像はみらいパブリッシング提供。

先日、絵本出版.com「第二回絵本出版賞授賞式/出版発表会」授賞式・記者発表会に参加してきました(開催場所は神保町の「こどもの本専⾨店 ブックハウスカフェ」)。アゴラでもおなじみの、城村典子さん、松崎義行さんが手掛けている出版イベントです。

ノンフィクション作家の柳田邦男は「絵本は人生で3度読むべきもの」と解説しています。3回とは、「自分が幼い時」「親になって子どもを育てる時」「人生の後半、祖父母の時」の3回。よい絵本は歳を重ねていっても読むたびに新たな感動があります。新たな感動とは、年齢によって異なる視点が楽しめるということです。

各受賞作品は、今後、商品化がすすめられていく予定です。今回は、城村さん、松崎さんが経営する「みらいパブリッシング」から上梓が決まった3冊を紹介します。

<魔夜峰央が問いかける『いろんな、たいせつな思いとは?』>
登場人物たちは、かわいく、色っぽく、小憎らしく、楽しく、そして輝いています。たいせつな思いを心に、生き生きと輝いています。本書は、この輝きこそがたいせつなのだと、楽しく語りかけます。
けい君とぼく』(魔夜峰央(著)、みらいパブリッシング)

<第1回 絵本出版賞 大賞受賞作品>
やまもとさんと、にゃまもとさんの、ほのぼのとした愛の物語に、癒やされろ!
やまもとさんちのにゃまもとさん』(ピイキチナツ(著)、みらいパブリッシング)

<第1回 絵本出版賞 最優秀賞受賞作品>
「怖すぎる」と2度と読まない人もいるが、「考えさせられる」と何度も読む人もいるだろう。不気味で愛らしいローリーが見た世界とは!『あなたはどう?へんな子じゃない?』
おそろしくへんなローリー』(絵:はらふう 作:はらひで、みらいパブリッシング)

大人になったいま、絵本と向き合うと、幼い時には気付かなかったメッセージに気付くことがあります。絵本と向き合うことで自分の感性と向き合うことができるでしょう。今回の、授賞式・記者発表会で、絵本の持つ可能性を改めて認識しました。

尾藤克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員

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尾藤 克之
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

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