朝日新聞に“同姓同名”の新田哲史記者がいる件について

2019年03月12日 11:30

アゴラで記事にするほどの社会性がある話では全くないのだが、蓮舫氏の国籍問題のときに、法的観点から追及したにすぎない我々を「差別主義者」とdisりまくった小田嶋隆センセをはじめ混乱する人が続出し、私の知り合いも複数、DMで問い合わせが続出する騒ぎがあった。著名人が絡むと風評被害が広まるだけなので、この際、書いておく。

火元になったのは、この記事だ。

自民、大阪ダブル選へ候補者模索 男性俳優に知事選打診:朝日新聞デジタル

正確に言えば記事そのものではない。朝日の電子版は署名記事の場合は記者アカウントも表示されるシステムになっている。PC版で見るとお分かりのように「新田哲史」とある。

事情を何も知らない人が見れば、小田嶋センセに言われるまでもなく、『朝日新聞がなくなる日』の著者であり、同紙とは不倶戴天の立場にある私がまさかの移籍をしたのではないかと驚かれるのも無理もない。

朝日新聞は懐の深い会社だから、いまだにオフィシャルに私に抗議してきたことはないし、過去に、あの花田紀凱さんが文藝春秋社を辞められた後、数年、出版部の方で囲っていたこともある。実は以前から、ひょっとして…(汗)と思った人が私に直接尋ねてくる人もいる。もちろん当然のことながら、かの記者は「別人」である。

それでこの際、書いておくが、実は一度私は大阪出張の際、偶然ながら「彼」に会ったことがある。アイキャッチに使った名刺はそのときいただいたものだ。ただし、彼のお名前は「にった・てつじ」ではない。「にった・てつふみ」でもない。「しんでん・さとし」さんだ。

現在は大阪社会部で府政記者クラブ駐在。見た目年齢的に30くらいか。地方支局から大阪本社に上がったばかりで、おそらく府政クラブではいちばん若手だろう。

彼の存在は数年前から知っていたが、私が先年、あんなタイトルの本を出したものだから、社内でいじられているのではないかと気にはなっていた。ご本人は本は読んでおらず、特に社内で圧力をかけられたということもないとのこと。ひょっとしたら私に気を遣ったのかもしれないが、事実として、もし今後、「お前、あんな本を出しやがって」と憤るヤツが社内にいたら、その人は多分タイトルのイメージだけで言っているので、本を読んでない証拠だ。

日経テレコンで朝日新聞に絞り、「新田哲史」で検索をかけると、2012年5月に神戸の地域版で彼の名前が出てくるのが初出だった。おそらくその年の4月に入社し、振り出しが神戸総局だったのではないだろうか。神戸は関東でいえば横浜のような都市型の取材拠点であり、新人記者の通過儀礼であるサツ回り(警察取材)も朝に夜に警察署をまわりまくって、めちゃくちゃしんどかったはずだ。

都市型のサツ回りだと、記事を書く時間より現場での情報取りが大半になってしまう。田舎の支局が振り出しだった新人と比べ、その辺りは都会の華やかさとトレードオフなところだが、田舎の方が人数が少ないこともあり、全国版に載せるほどの事件がないときは、人物ドキュメントとか企画記事をじっくり書いて取材・執筆の経験値を積みやすい傾向がある。逆に都市型の支局は全国区ネタの事件が多いので、社会部系の記者経験値は積みやすい。

なお、10年以上前にエゴサーチしたとき、ピースボート系の団体によるイベント告知に、東大生の“新田哲史”さんが検出されたことがあった。あくまでも朝日新聞の彼と同一人物であればの話だが、おそらく私とは“真逆”の政治的思想で、朝日新聞に入るべくして入ったかもしれない。(→朝日の広報さんへ、もし違ったらご指摘ください)

しかし、それにしても「新田」という苗字も決して多くない中で、「哲史」という名前、さらには、同じ新聞業界で働くという偶然がここまで重なるものだろうか。もはや奇跡としか言いようがない。さすがの小田嶋センセも混乱してしまうのは仕方なかろう。

なお、小田嶋センセが私が「維新シンパ」であるなどと根拠不明のことを断じているが、一体何を持っての言説なのだろうか。

確かに3年前の住民投票時は割と好意的に見ていたが、そのときのことを想起しての論評なのだろうか。今回のW選については突然のめまぐるしい展開に、なんとも評価しようがない。すでにツイートもしたが、私の今回の見解は「中立」だ。20万フォロワーがおられる有名コラムニスト様の影響力からすれば、明らかな名誉毀損だ。ここに抗議し、訂正を要求する。(このまま放置するなら私から見れば明らかな「敵失」なので法的手段も含め攻めたい放題でウキウキしている)。

なので大阪都構想関連の投稿について、維新も自民関係者も遠慮なくアゴラになさってください。貰い事故とはいえ混乱をきたして失礼しました。

さて、そんなこんなでお騒がせしましたが、末筆ながら、朝日新聞の新田哲史(しんでん・さとし)記者におかれましては、ご健筆をお祈りします。バズフィードなんかに行っちゃダメよ。ネットに来たら、魑魅魍魎ばかりで大変なのでお勧めいたしません。(よかったらW選挙後にでもお読みください↓)

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新田 哲史
アゴラ編集長/株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長/NPO法人ICPF 情報通信政策フォーラム理事

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