統一地方選挙、補欠選挙を終えて:大阪補選ビジョン不足の反省

この前の日曜日、統一地方選挙と沖縄、大阪の補欠選挙が行われました。

選挙応援中の筆者(鈴木氏FBより:編集部)

結果は報道のとおりです。補欠選挙については、私も大阪に応援に入りましたが、やはり府知事と市長のダブル選挙の直後ということもあって、正直「維新」の勢いを自分自身も感じる機会が多かったのが正直なところです。

事実として、『「改革」をする維新』VS『共産党や立憲民主党とも組んで「改革」に反対する大阪自民』という構図が浸透していたことは身にしみて感じた感覚でした。

非常に変化が速く価値観も多様化しているこの時代にあって、それにマッチした柔軟な政治を創る。自民党の原点はそこにあるわけで、我々がその意味において、今回の(特に大阪における)補欠選挙において、将来に向けて必要な改革のビジョンをきちんと発信できていたかというと、そこは充分ではなかったということは認めねばなりません。この点はきちんと反省せねばなりません。

一方の統一地方選挙においては、私が応援に行った議員はほぼみないい結果で当選することができました。また、私の選挙区にあっても、無投票となった都筑区の県議会を除いて港北区の市議会で45.2%、県議会で50.1%、都筑区の市議会で60.6%と、いずれも自民党と公明党の与党の得票率で4年前を上回ることができました。

ひとえに各議員のこれまでの政治活動への評価が多くの応援いただいた方々のおかげで広く共有された結果だと思います。また私自身様々な形で、それこそ朝から晩まで各候補の応援をしましたが、すこしでも、改革を進める自民党をさらに前に進めるべく、自民党を変え、政治を変えていくのだというメッセージが伝わっていることを祈りたいと思います。

今年は夏には参議院選挙があります。多くの難題に直面する日本、きちんと前に進めていけるよう、私の同志の志や思いが有権者のみなさまにしっかりと伝わるよう、私自身も全力で頑張ってまいります。


編集部より:この記事は、財務副大臣、衆議院議員の鈴木馨祐氏(神奈川7区)のブログ2019年4月24日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「政治家  鈴木けいすけの国政日々雑感」をご覧ください。