ルイ・ヴィトン男を見下す人たちに反論する

黒坂 岳央

こんにちは!黒坂岳央(くろさかたけを)です。
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私はルイ・ヴィトンというブランドが好きで、長財布や食器、服、バッグ、その他いくつもグッズを持っています。その理由はいくつかありますが、一言で言えば好きだからです。しかし、ネット上を見てみると、

「ルイ・ヴィトンは女性が持つもの。男が持っていると引く」
「今どき、ヤンキー中学生でも中古品や偽物を持っているのでダサい」

という一部から散々な意見が出されており、ルイ・ヴィトンファンとしては大変残念な気持ちになってしまいます。なぜ、ルイ・ヴィトン男は嫌われてしまうのか?ビジネスの観点から、持論を述べてみたいと思います。

ルイ・ヴィトン公式サイトより:編集部

人気があるものはアンチも多い

日本一のYouTuberはヒカキンさんですが、おそらく日本一アンチの多いYouTuberもヒカキンさんではないでしょうか。なぜなら、知名度が多く、人気も高いものは必ずアンチが存在するというのが世の常だからです。「人気はないけど、アンチだけいる」というものは存在しえないのです。

ルイ・ヴィトンは世界屈指のブランドの王様であり、知名度は他のブランドの追従を許さないレベルに君臨しています。日本人に限らず、世界中の人から求められ買われているブランド、それがルイ・ヴィトンなのです。その人気故にアンチも存在すると考えるのが普通です。

「ルイ・ヴィトン持って、優越感に浸っているのはダサい」
「これ見よがしにブランドロゴを見せつけるのってどうなの?」
「どれもこれも似たようなデザイン。自分なら買わない」

そうしたアンチの意見はごもっともで、人気故にアンチがいるというのはビジネスの観点から自然なことです。

ルイ・ヴィトンの品格を貶める一部の人たち

問題はルイ・ヴィトンそのものにあるのではなく、ルイ・ヴィトンの権威性を借りている一部の人達の存在です。

安い服装とボロボロのサンダル姿で、バッグだけルイ・ヴィトン。
学生がお小遣いをためて、偽物のルイ・ヴィトンを身につける。
ローンで無理して購入したルイ・ヴィトンのバッグでママ友をマウンティング。

こうした行為に眉をひそめる人たちがいて、その矛先がルイ・ヴィトンというブランドに向いていると思うのです。どんな商品、サービスも使いようです。薬は正しく飲めば身体の不調を改善する力を持っていますが、飲みすぎるとオーバードーズといって毒にもなってしまうのです。ナイフも果物や野菜を切る道具にもなるし、人を傷つける武器にもなります。

ルイ・ヴィトンというブランドも、オシャレなファッションを楽しむアイテムにもなりますが、同時に使い方を誤れば相手の反感を買ってしまうこともあります。

私はルイ・ヴィトンの品格は、一部の人達の誤った使い方によって貶められていると感じています。

ルイ・ヴィトンのメリットは「頑丈さ」

私の場合、ルイ・ヴィトンを愛用する最大の理由は「頑丈」だからです。

長財布やバッグなどについては、「なんでこんなに頑丈なんだ?」と驚いてしまうほどの堅牢さがあります。今使用している長財布は、使い始めて6年以上経過しています。最近になってスマホ決済メインになるまでは、頻繁にお金の出し入れをしていたにも関わらずほとんど傷が付いていません。かなりハードに使っていたのに、財布の内側は傷もついておらず、非常に綺麗な状態が維持できています。

私は革製品の専門知識がありませんので、なぜこんなに堅牢性があるのかは分かりません。しかし、ルイ・ヴィトンの革製品は「頑丈だから便利」というのが一番のメリットに感じています。それまでは1万円の財布を使ったりしていましたが、あっという間にボロボロになってしまい、人前で使っていてみっともないので買い替えを余儀なくされて不便に感じていました。

ルイ・ヴィトンのデザインはスタイリッシュで、とても魅力を感じます。しかし、それ以上に「素材が頑丈で便利」というのが一番だと思っています。

アンチとは付き合わなければいい

ルイ・ヴィトンを下に見る人が存在するのは、前述した通りブランドを毀損するようなマウンティングの道具に使う人達がいるからです。私はイチ、ルイ・ヴィトンのファンとしてアンチの存在は残念に思うのですが、「自分はマウンティングとして使っているのではないんだよ」と弁解して回るのは現実的ではありません。といっても、わざわざルイ・ヴィトンの使用を控えて不便な思いをするのも、本望ではありません。

そこで導き出された結論としては、「ルイ・ヴィトンを好きで使っている人を見下さない人と付き合う」という答えです。人が使っているものに、「それダサいよ」と自身の価値観を無理やり押しつけをする人と無理して付き合う必要はなく、「ルイ・ヴィトンって頑丈でいいよね」と分かり合える人と同士でお付き合いすればいい、と思うわけです。

もちろん、私は「これ見よがしにブランドを見せつけるような下品な真似をすることはしない」、ということを付け加え、この記事の末筆としたいと思います。

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表

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