ママが子どものためにできる唯一のことはなにか?

2019年05月12日 06:00

書籍表紙から引用

「こんなお母さんでごめんね」と思うことは母親だったら一度ならずある。本書はカリスマ心理カウンセラー・心屋仁之助の直弟子で、「イライラ子育て解消カウンセリング」で人気カウンセラーの初著書である。

今回は、『「こんなママでごめんね」から卒業する本』(福田とも花【著】、WAVE出版)を紹介したい。

(福田さん)「以前は、上の娘のやることなすことにいつもイライラして、娘もそれにオドオドして心を決して開かず、どうしたらいい親子関係なれるのかと、心を悩ませるばかりでした。でも今は、それがまるで嘘のような、笑い声の溢れる時間が増えました」

(同)「先日のことです。私は出張先から家に帰ってきて、下の子どもと野球の試合の話で盛り上がっていました。すると、そこに上の娘がやってきて、『弟ばっかり、ずるい!私もギュウしてよ!』と言ったのです」

福田さんは、それを聞いて、同性だから恥ずかしいと感じだそうだ。上の娘を抱きしめあわててヘッドロックのような形で彼女の頭に手を回していたら、「ママ、頭じゃなくって、手は背中!」と言われてしまった。

(福田さん)「中学生になった娘が、そこまでストレートに自分の気持ちを言えるようになったのは、本当にすごいことだと思います。これって、私に愛されている自信がなかったら、言えなかったことですよね。もし断られたら、とても悲しいことですもの」

(同)「私としては、それがものすごく嬉しくて、今でもそのことを思い出すたびに、目頭に嬉し涙が浮かびます。こんなダメなママだと思っていた私でも、娘には愛情がちゃんと伝わっている。それが今の私の大きな自信になっています」

福田さんは、ママたちはみんな、多かれ少なかれ悩みを抱えていると指摘する。「こんなママでごめんね」と自分を責めるのをやめて、許していくことで、自分自身も子どもも大切にしていけるのかもしれない。そう信じることでハッピーママになれる。

本書を読むことで、親が知っておくべき、子どもの接し方が理解できるようになるだろう。僭越ながら、今回、出版という夢を実現させた、福田とも花さんの前途を祝したい。

[本書の評価]★★★(76点)

【評価のレべリング】
★★★★★「レベル5!家宝として置いておきたい本」90~100点
★★★★ 「レベル4!期待を大きく上回った本」80点~90点未満
★★★  「レベル3!期待を裏切らない本」70点~80点未満
★★   「レベル2!読んでも損は無い本」60点~70点未満
★    「レベル1!評価が難しい本」50点~60点未満
星無し  「レベル0!読むに値しない本」50点未満
評価のレべリングについて

尾藤克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員
波風を立てない仕事のルール』(きずな出版)を上梓しました。

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尾藤 克之
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

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