大阪の人気新穴場グルメスポット「ふくまる通り57」を直撃!

ふくまる通り外観

大阪市のJR福島駅高架下に商業施設と飲食店が並ぶ「ふくまる通り57」が5月15日にオープンし、先日早速行ってきました。

20代~40代ぐらいの女性同志、カップル、家族連れを中心に賑わいをみせていました。

福島に元々あった人気の焼き鳥店、ワインバル、鉄板焼、居酒屋などのお店が15店、反対側にスーパーマーケットと飲食ブースからなる「阪急オアシスふくまる通り57店」と「ホテル阪神アネックス」が並んでいます。

まずA5ランクのみ特選黒毛和牛の希少部位を扱い塩で焼肉を食すことにこだわった「我流総本家」に行きました。

ところが、店内は若い女性やカップルを中心に超満員。

店長に「満員ですね」と聞くと、「おかげさまでオープン以降連日満員です。今日は90分待ちをちょうだいしております」と嬉しそうな表情で話してくれました。

また、阪神タイガースの矢野監督からお花が届いていたので、「矢野監督も来店されるのですか?」と聞いてみました。

すると店長さんは「はい、矢野さんは常連様で時々来店していただいております」と明かしてくれました。

阪神矢野監督から開店祝いの花が

ちなみに人気メニューはA5ランクの「シャトーブリアン」(2500円)、一頭の牛から300gしかとれない希少部位「極ハラミ芯」(1980円~2200円)などが人気。

来店の際はあらかじめ予約をしておいたほうが無難で、もしかすると矢野監督に会えるかも?

続いて塊肉をはじめ国産和牛を使用したステーキやハンバーグで人気の「LOVE&29」へ潜入してみました。

店内は1階と2階があります。

メニューは3種類のコースか単品でも注文が可能。

「2時間飲み放題付飲み食べ放題ライトコース」3500円

特製手ごねハンバーグや大判ローストビーフなどを含む全45品を含む

「飲み食べ放題ラフビコース」4000円

希少部位鉄板焼イチボや希少部位黒毛和牛ステーキなどを含む全55品を含む「飲み食べ放題プレミアムコース」4500円。

筆者は「希少部位鉄板焼イチボ」を注文。

イチボとは牛のお尻の先っぽ部分の肉で一頭からわずかな量しかとれず希少部位と言われています。

希少部位鉄板焼イチボ

イチボといえば独特な味がありますが、食べてみるとクセを感じることがなく肉らしく濃厚でジューシーな味で食べやすく美味しかったです。

30代~40代ぐらいの若い男性店長で会計時筆者たちに「お味はいかがでしたか?」と自ら聞いてきました。

店長自らが味の感想を求めてくることは珍しく、「新たな地で絶対成功してやる」と強い向上心が人気の秘訣の一つではないかと感じました。

その他、回転鶏マシーンで焼いて食べる「名物回転鶏」やタコスなどメキシコ料理がた堪能できる「墨国回転鶏」、「阪急オアシスふくまる通り57」の2階には大阪環状線を眺めながらバーカウンター、イートイン、ひとり焼肉スペースなどがあります。

「ふくまる通り57」商店街の方々にこれまでの集客を尋ねてみると、ある関係者は「おかげさまでオープン以降連日沢山の人出でにぎわっております。ご家族連れ、若い女性、カップルの方々が多いですね」と上々のスタートの様子。さらに「仕事帰りや大阪のスポット混雑時など是非気軽に立ち寄ってほしいですね」と期待を膨らませるのも、好立地と利便性に恵まれているからだろう。

JR大阪駅周辺やUSJなど観光客や訪日外国人と多くの人で賑わい混雑する中、JR大阪駅からUSJ方面へわずか一駅。飲食店、買い物、ホテルと一通り揃っており、梅田、ミナミ、天王寺、USJが混雑する時、新たな大阪の人気グルメスポットとして注目が集まりそうです。

奥村 シンゴ フリーライター
大学卒業後、大手上場一部企業で営業や顧客対応などの業務を経験し、32歳から家族の介護で離職。在宅介護と並行してフリーライターとして活動し、テレビ、介護、メディアのテーマを中心に各種ネットメディアに寄稿。テレビ・ネット番組や企業のリサーチ、マーケティングなども担当している。