ひとりよがりの文章は危険。SNSの投稿が難しい理由!

2019年06月07日 06:00

Photos by K.Bito

SNSやブログの文章を読んでいると、「いったい誰がこの情報を知って喜ぶのだろう」と思ってしまうような、ひとりよがりの文章をよく見かけます。一人でも多くの読者を確保したいのならば、まずは、“読者のメリット”を考えるようにしましょう。

今回は、14冊目となる著書『3行で人を動かす文章術』(WAVE出版)のなかから関連するエッセンスを紹介します。

たとえば「今日のランチ!」という文章とともに本日のお昼ご飯の写真をアップする場合。ランチそのものにインパクトのあるケースを除けば、写真だけで人々の興味を惹くことはできません。しかし、写真と一緒に次のような文章を添えてみたらどうでしょうか。

<文章を添えた事例>
「今日は○○ホテルで打ち合わせです。5Fの○○では、期間限定メニューとして『かくしきれない不思議なミートパイ』が発売中です。パイのサクサク感とミートの見事なコラボレーション。平日11時~14時の限定30食で必食。マリアージュもお忘れなく」

ここまで書ければ、立派なメディア。あの人の投稿はとても参考になる!とフォロワーが増えることでしょう。食べ物に限らず、読者に有益な情報を提供し続ければ、読者があなたの情報を参考にしてくれるかもしれません。

写真の質だけにこだわるのではなく、読者の役に立つ情報を提供し続けること。これがブロガーやインスタグラマーといった影響力の強い人たちも実践しているテクニックの一つです。発信力の高いブロガーの記事などは参考になると思います。

いろいろと書きこみたくなるかもしれませんが、ブログやSNSは長文に適していません。インスタ映えという言葉を最近特によく耳にしますが、ブログやSNSで自分のコメントを拡散させるのに、文章と同様に重要なのが、写真です。

ブログやSNSは本のようにじっくり読むというよりも、短い時間の合間を縫ってさっと流し読みするメディアです。そのため、文章で長々と説明するよりも、ひと目でわかる写真やインパクトのある画像が好まれます。

写真をより引き立たせるキャプションとして、センスのあるひと言が求められます。キャプションも長くてはいけません!短いながらもインパクトのあるキャプションが力を発揮するのです。キャプションをつける際におさえておきたいポイントは、その商品の一番強い特徴を魅力的に見せることです。

そのサイズや重量、ふわふわ、とろとろなどの質感であれば、まるで読み手がさわっているかのようなリアリティを短い言葉で盛りこむのです。あなたが一番最初にその商品にふれた感覚が大事ともいえます。読者の目の前にその商品があるかのようなイメージをかき立てるキャプションこそ、大事な要素なのです。

<参考書籍>
3行で人を動かす文章術』(WAVE出版)

尾藤克之(コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員)

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尾藤 克之
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

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