小池知事×ベンチャー企業との関係性を疑う:子育て系ベンチャー編

2019年06月05日 06:00

本日より、東京都議会夏の陣第二回定例会が開幕しました!

小池知事(官邸サイト)

小池百合子知事の所信表明も行われましたが、オリパラの気運醸成に終始。川崎や練馬で悲惨な事件が起こっておりながら、それにも一切触れず、お得意の横文字・カタカナ言葉の羅列で、現場の事務事業に精通していれば、血の通った具体的な施策も語れようものなのに、庶民生活とはかけ離れて、タチの悪い「自分大好き・自分ファースト♡思いっきりアメリカン♪」プロモーションビデオを見せられている印象しか残りませんでした。(詳細こちら

このカタカナ事業の一環である、小池知事を取り巻く、これまでの土建事業活性化公共事業や福祉のバラマキではない、ベンチャー企業支援の名の下の「お友達支援」次世代型癒着を疑い、かねてより調査を進めております。

小池知事×ベンチャー企業との関係性を疑う:創薬ベンチャー編

今回は、一見耳当たりの良い子育て支援系ベンチャーでございます。

女性ベンチャー起業家支援を受けているどっかで見た顔

第一回定例会では、総額3億円でトーマツに委託している女性ベンチャー成長促進事業(APT)につき資金調達総額17社、22億円は評価するものの、シードのベンチャーばかり集めても達成できる見込みは薄く、数社で既に10億の資金調達のめどが立っているシリーズBも入れているのではないかという指摘をしていました。

本来都が支えるのはシードのベンチャーであり、IPOの経験者や既に億単位の資金調達を実施している企業も含まれ、資金力のあるベンチャーにあえて税金を投入して、てこ入れする必要がないからです。

このAPT、東京に本拠地のない企業も見られ、総額約2億円投入する創薬系ベンチャー支援も含め、知事とじっこんとされているベンチャー起業家が名を連ね、一部業者が恩恵を受けるだけではないかと警鐘を鳴らしてきたのも既報の通り。

今日の知事所信表明ではないですが、知事のPRに税金が使われているのではないかという都民の声もありロックオンしていたところ…。

APTにて、都から支援を受けている参加企業…どっかで見たなぁと気づいたのです。

えぇもちろん、みなさん有名な女性起業家ですので各種メディアに名を連ねることはあります、お姐アンテナはそんなものでは、もちろん反応しません。

不正癒着天下り!については、ゲゲゲの鬼太郎が妖気を感じる勢いで髪の毛が逆立つ!

そう、都政事業のどっかで見たことあると気づいたのです。

都にベンチャー支援してもらいながら、公費投入事業も受託

APTで、女性起業家支援を受けているどこかで見たベンチャー女性起業家。
それは!
ベビーシッター利用支援事業認定事業者経営者だったのでありました。
↓良い子のみんな図解しよう!!

▲自由を守る会白川愛目黒区議会議員も偶然APT一期生

主婦に向けて「月商100万円のベビーシッターが誕生。”主婦力”が高収入に」と大々的に営業をかけ、東京都ベビーシッター利用支援サービスも展開中!

“お友達支援じゃないの?”当該企業の選定理由を問う。

そこで、お姐は本会議場にて、素朴な疑問を投げかけました。

お姐「なぜAPTに参加しているベンチャー女性企業家の会社が都のベビーシッター利用支援事業認定事業者に選定されているの?どんな経緯なの?」

福祉保健局長「まず、ベビーシッター利用支援事業における参画事業者についてでございますが、本事業では、安定的な保育サービスの提供により、保護者が安心して利用できるよう、参画する事業者について、保育の提供体制、保育の質、事業の安定的運営、利用者支援の四つの観点から認定基準を定め、都のホームページ上で公開しております。都は、昨年7月30日から参画事業者の公募を開始し、この基準に基づきまして、応募があった事業者を審査し、平成31年1月末現在、12の事業者を認定しているところでございます。
なお、参画事業者を審査する際に、お話のAPT Womenへの参加状況は考慮してございません

(お姐超訳:手続き上問題ないし、たまったまオーバーラップしただけでございます。私は考慮してません、ハイ。)

典型的な官僚答弁ですが、私は笑ってしまたのが「考慮してない」というのは福祉保健局長が考慮してないといっている気がしてならなかったからです。

お姐総括!

現福祉保健局長とは、前職病院経営本部長時代に、都立小児医療総合センターの顧問医が製薬会社から報酬を得ながら利益相反自己申告書手続き違反をしていることを指摘し、退陣に追い込むという死闘を繰り広げた壮絶なお互いの「前歴」(都立病院顧問医師の利益相反申告手順違反を突く)がありまして、お姐を見くびることなく常に真摯な答弁をなさる方であります。

局長答弁を深読みすると
「誰かは考慮したかもしれないけれど、私は考慮していない」と読めないこともない。

いかでか(いやそうではない)
的な古文の授業を思い出してしまいました。

官僚答弁も読み込むと漢文のごとく味わい深いのであります!

上田 令子   東京都議会議員(江戸川区選出)、地域政党「自由を守る会」代表

東京都議会議員(江戸川区選出) 白百合女子大学を卒業後、ナショナルライフ保険(現ING生命)入社後、以降数社を経て、起業も。2007年統一地方選挙にて江戸川区議会議員初当選(44名中6位)。2期目江戸川区議会史上最高記録、2011年統一地方選挙東京都の候補全員の中で最多得票の1万2千票のトップ当選。2013年東京都議会議員選挙初当選。2014年11月地域政党「自由を守る会」を設立し、代表に就任。2015年3月地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)を設立し、副代表に就任。公式サイト

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上田 令子
東京都議会議員(江戸川区選出)、地域政党「自由を守る会」代表、地域政党サミット(全国地域政党連絡協議会)副代表

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