消費税アップは凍結!改革で財源を作った大阪モデルを国政へ!

柳ヶ瀬 裕文

こんにちは。やながせ裕文@参院選比例区です。

昨日は馬場幹事長の力強い応援をいただき、

さらには大阪維新の広野府議、西川市議、大西市議がサプライズ登場。感激。涙。いつも応援下さっている皆さんとお会いでき、疲れも吹っ飛びました。

選挙戦もあと2日。私、やながせ裕文も、東京選挙区から立候補中のおときた駿さんも、あと一歩のところまで来ました。失うものは何もない、忖度もない、しがらみもない、永田町の空気を読まない若い2人でとことん最後まで走りぬきます!どうぞ1枚目の投票用紙、東京選挙区には、おときた駿。2枚目の投票用紙、全国比例区には、私、やながせ裕文をお願いいたします。

さて、今日のブログもKYな話をします。それは今年10月に予定される消費税の8%から10%への税率アップは凍結すべきだということです。

維新以外の野党も消費税の増税には反対というところも多いです。しかし、思い出してください。その顔ぶれの中には、民主党政権時代に当時野党だった自民党、公明党と増税することで合意したときの当事者もお見かけします。

社会保障をはじめとする財源をつくるために、当時の野田政権は、苦渋の選択で、税と社会保障の一体改革をする代わりに消費税率をあげるという「三党合意」を、そのころは野党だった自民・公明との間でかわしたはずです。結局、目先の票欲しさに主張をコロコロ変えるから、彼らは国民の信頼が取り戻せないのです。

維新は違います。まず私たちは、議員定数や自分たちの歳費の削減をはじめ、行政機構のムダの根絶と合理化を行う、つまり「身を切る改革」をやることが最優先だと主張しています。そして、それを裏付ける「リアリティー」が私たちにはあります。

橋下徹さんが大阪府知事に就任してから10年、大阪府・大阪市で徹底した合理化を行い、まず過去の負の借金を返済しました。大阪府議会では議員定数を2割削減もしました。

そして生み出した財源は未来への投資へ。大阪市では、2016年度から全国の自治体で初めて幼児教育の無償化を実現。初年度は5歳児のみからはじめ、翌年度に4歳児、そして今年度から3歳児まで拡大してきました。

まさに私たち維新の改革は、政治行政の「身を切る改革」を、将来世代のための「実になる改革」につなげられることを示したのです。

国政はその点、まだまだ合理化されているとは言い難いでしょう。そこで維新は次のような政策を掲げています。

① 議員報酬3割カット、議員定数3割カット

② 文書通信交通費の使途公開

③ 政務活動費のネット公開

④ 個人献金を促す制度創設、企業団体献金廃止

⑤ 国家公務員の人員削減、人件費2割カット

⑥ 人事院勧告制度の見直し、官民給与格差の是正

⑦ 政策投資銀行、商工組合中央金庫、JT等政府関係機関の完全民営化

⑧ ハローワーク業務の地方移管

⑨ 公務員制度改革(身分から職業へ)、天下りの禁止

⑩ 地方公務員の勤務時間中の政治的活動(特定政党の機関紙購入を含む)の禁止

⑪ 歳入庁を設置し徴税と社会保険料の徴収を一元化

⑫ 官民ファンド、基金、特別会計を整理

⑬ 国会改革

・国会での自由討議復活

・首相が年100日は海外に行けるような国会運営。

・与野党が国会審議よりも日程闘争を優先する原因となっている、 全会一致等の議院運営ルールを廃止

⑭ 選挙制度改革(被選挙権年齢を18歳に引下げ)

⑮ マイナンバーカード制度推進で将来はコンビニ投票も可能に

oldtakasu/写真AC(編集部)

このうち①の議員報酬についてはすでに維新では自主的に取り組み、歳費の一部を党に納めて東日本大震災の被災地に寄付をしています。また⑤〜⑧ですが、まさに官から民への流れ民間にお任せできる仕事はどんどん切り離してコストを削減する

その一方で⑪の歳入庁設置により、税や社会保障の「取り立て」部門を整理統合してムダをなくし、公正でわかりやすく、より効率的に税金や年金等の徴収率を高めます

こうした政策は、役所にとっては既得権の破壊につながるので抵抗してきているわけですが、政治家と公務員の嫌がる合理化をやってもいないのに、国民にばかり負担をお願いするのは、大阪の事例を見れば明らかな筋違いというものです。

それどころか馬場幹事長も演説で述べられていたような議員年金復活の怪しい動きすらあるんです。なんたることでしょうか!怒

ましてや今回の増税に際して軽減税率が導入されれば、国民の混乱を招くだけでなく、今度は各業界から適用を求める陳情の嵐になり、政・官・財の新たな癒着や汚職の温床になりかねません。

そもそも、デフレが20年続き、金利もマイナスになる異常な経済状態にあって、いま増税しても財務省が想定するような増収につながるのか怪しいものです。この点、最新の経済理論でも、アゴラで池田信夫先生が紹介している元IMFのエコノミスト、ブランシャール氏の新説のように、金利が成長率を下回る条件下であれば、政府債務が発散せず、将来世代の損失は大きくない、という見方は説得力を感じます。

増税実施予定まで時間がありません。私たち維新の議席を1人でも多く増やすことが、身を切る改革と増税反対というあなたの思いを届けることになります!

なお、本日7月19日は新宿駅周辺で12時間耐久演説の予定です。お見かけしたら、ぜひお声がけください!

維新の参院選マニフェストもぜひご覧ください。


柳ヶ瀬 裕文  前東京都議会議員、日本維新の会 参議院東京比例区支部長
1974年生まれ。JR東日本企画、国会議員公設秘書、大田区議会議員を経て東京都議会議員(2009年7月〜2019年3月)。都議在任中は「こども達の未来へ」をキャッチに、徹底した行革、ムダの削減、都営地下鉄と東京メトロの統合民営化、医療、教育問題などに取り組んだ。2019年参院選比例区から立候補。公式サイト、ツイッター「@yanagase_ootaku」。YouTube「やなチャン!」も好評オンエア中!