最先端のまちづくり「緑視率10%」

2019年07月25日 06:00

藤沢サステイナブル・スマートシティ・タウン(藤沢SST)を訪問した。

太陽光パネルと蓄電池、ヤマト運輸や佐川急便などが共同で設置した集配センター、テレビと連動した全戸配備の地域情報システム、センサーによる夜間照明の調節など最先端のスマートシティの取組だ。TSUTAYAなどのモデル店舗も美しい。

その中で、最もびっくりしたのがモデルハウス。とても緑が多い。眼に見える範囲で、緑が10%以上あると、リラックスできるという。自宅の壁や机には、植木が並べられている。植木は、自分で管理することもできるが、いそがしいビジネスマンにかわって、毎月、定額を支払うと業者が適切に管理・更新するモデルも検討しているという。

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先日、信州小布施を久しぶりに訪問した。
オープンガーデン(※)で有名な小布施は、

(※)個人の庭を開放することで、花を介した人と人との交流を深め、豊かな生活文化を築く事業とし、2000年に始まった。現在では130軒近い自宅等でお庭を公開し、訪れた人との交流の輪が広がっている。)

町中でもとにかく緑が多い。少し霧がかかった曙の時間が気持ちいい。総務省の後輩と一緒に早起きして、散歩をすることにした。そうすると、6時前から集落の皆様が草むしりをしていた。

「おはようございます」
声をかけると、僕らも誘われた。

1時間ほど草むしりをした。
「あそこのおばあちゃんは少し体調がよくないみたいだよ。あそこのお子さんは…。町のあの事業は…」地域の皆様の情報交換の場でもある。

最後に、みんなでポカリスエットをいただき、気持ちよい時間を過ごした。自分たちで草むしりした花がより美しい。

自助、共助、公助と言われるが、みんなの力が必要な共助が一番難しい。小布施の町長は「最先端を追求しながら、土の香りを大事にしたい」と言われていたが、アナログの中に藤沢SSTにも負けない最先端を感じた。

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<井上貴至 プロフィール>


編集部より:この記事は、井上貴至氏のブログ 2019年7月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『井上貴至の地域づくりは楽しい』をご覧ください。

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