「やった事ないので出来ません」を禁句にすれば人生変わる⁉︎

仕事において、新しい仕事を与えた部下から「やった事ないのでわかりません、できません」と言われた事があります。私はその言葉を聞くたびに心底勿体ないと思います。その部下は、成長のチャンスを自ら摘んでいる事に気付いていないからです。

そもそも、人間は生まれた時は泣くことしか出来ません。そこから寝返りをうち、ハイハイをして、立って歩いて喋れるようになります。その後も、ひらがなやカタカナ、足し算引き算を覚えて、自転車にも乗れるようになります。これらは全てやった事が無い事です。

子供たちは、日々やった事が無いことにチャレンジして出来るようになるのです。我が子を見ていても、毎日毎日できる事が増えて成長しているのを実感します。私は大人だって考え方と過ごし方次第で、できる事を増やしていく事ができると思うのです。その手段の一つが仕事です。

私は今41歳で、脳も肉体も能力はピークを過ぎています。しかし私は、いくつになっても昨日出来なかった事が、今日はできる自分でいたいのです。だからこそ仕事がしたいのです。

私は学生の時は、テストの時しか勉強しませんでした。社会人になって初めて「継続して学ぶ」ことの大切さと、面白さを知りました。

私の仕事人生は、やった事ないことしかやってこなかったと言っても過言ではありません。めちゃくちゃきつかったです(笑)誰にも真似出来ない仕事をしてきたと自負しています。そして、その時間があったからこそ、FC岐阜の社長という天職に巡り合う事ができました(^ ^)

皆さまもやった事がない、という壁の向こうにある景色を見てみませんか?爽快ですよ!

恩田聖敬


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ前社長)のブログ「片道切符社長のその後の目的地は? 」2019年7月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。