12月8日に大東亜戦争を考える意義

随分と更新の日が空いてしまって申し訳ありません。

暇そうに見えて、結構多忙な日々をおくっております。
貧乏暇なしといった感じです。お仕事を頂いている皆様、有難うございます。

本日は12月8日に大東亜戦争を考える意義について考えてみたいと思います。

あの戦争を振り返る、という雑誌の特集であったり、書店のコーナーは大抵、8月に設けられます。
勿論、8月15日の終戦の日を意識したものです。このこと自体に問題があるとは思いませんし、それはそれで結構なことだと思っています。

しかし、敗戦が決まった8月15日にあの戦争を振り返ると、どうしても

「誰のせいで負けたのか?」
「敗因は何か?」

といった議論に終始してしまいます。もとより、そうした議論を否定するつもりはありませんが、12月8日、開戦の日にあの戦争を考えてみるとどうでしょう?

「何故、我々の父祖はあの戦争を戦ったのだろうか?」

という疑問が生じてきませんか?

ここにこそ、私は12月8日にあの戦争を考える意義があると考えます。

動画では、超有名な作家、そして左翼として知られる有名評論家の12月8日の感想を紹介しておきました。きっと驚かれる方が多いと思います。是非、ご覧ください!

岩田 温  大和大学政治経済学部講師
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院修了。専攻は政治哲学。著書に『偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る』(イースト・プレス)『人種差別から読み解く大東亜戦争』『「リベラル」という病』(彩図社)、『逆説の政治哲学』(ベスト新書)、『平和の敵 偽りの立憲主義』(並木書房)、『流されない読書』(扶桑社)などがある。ブログ『岩田温の備忘録