陣中見舞いや講演謝礼は、くれぐれも正規の手続きを

この人は維新の水に合うのかな、と思っていた人が、案の定チョンボしたようである。

維新の水で育った人であれば、陣中見舞い名目の企業献金に手を出すことはなかっただろうが、政党渡り鳥のような人は生粋の維新の議員と較べて脇が甘いようである。

維新から既に三下り半を突き付けられているようだが、議員辞職にまでなるかどうかは今のところ何とも言えない。

N国党に拾われた元維新の議員が手を広げて待っているようだから、この人もN国党に行くのかも知れない。

陣中見舞いを受け取ったと言われている国会議員が自民党の中にまだ何人かいるようだが、単に金銭受領を否定しているだけではマスコミの批判をかわすことは難しいだろうから、然るべく対応された方がいいだろう。

岩屋さんは、講演料として同僚議員の選挙区支部からご自分の選挙区支部に送金があり、収支報告書にそのとおり記載していたようだから、岩屋さんを責めるのは明らかに筋違いである。

その他の自民党国会議員の方々については、今のところ何とも言えない。

万一陣中見舞いを受け取っていたことが後日判明したりしたら、大変なバッシングを受けることになるだろうな、と危惧するだけである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年1月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。