読んだ本を共有できる“とっておきの場所”とは?

2020年02月08日 06:00

(筆者撮影)

読書をするとき、ただ漫然と読みはじめている人はいませんか。もちろん、楽しむときの読書はそれでもいいのですが、限られた時間で本を読まなくてはいけないとき、いくつかの方法を加味することで読書のスピードや吸収力が一気に加速します。

今回は新著『頭がいい人の読書術』(すばる舎)から、読書テクニックをお教えします。

本を読んで共有できる、おすすめの場所が「読書会」です。読書に興味がなかったという人が参加したことで読書好きになることも珍しくありません。読書会には多くの種類があります。1つの本を参加者で読み合わせるものや、お気に入りの作品を紹介するもの。有料、無料など参加者の属性も多岐にわたります。

読書会のメリットはなんでしょうか。自分の好きな作品を紹介したり、他の参加者の意見を聞くことは楽しいものです。私も読書会に参加したことがありますが、いろいろなエピソードを聞いていると楽しくなります。

人にはそれぞれ嗜好というものがあり、好きなジャンル、贔屓にしている作家がいるものです。読書会にはさまざまな人が参加しますから、自分が知らなかったジャンルや作家の本と出会える可能性があります。実際、世の中に埋もれている良著もあり、そのような本と出会えたときには嬉しさもひとしおです。

参加者との出会いも有益です。知的好奇心が刺激されます。人によって異なる視点や意見を聞くことは楽しいのです。さらに、作品に出会ったときのエピソードや、購入した動機、その後の活かし方なども参考になるでしょう。

読書を1人で黙々と行っていると視野が狭まってしまう危険性があります。ですが、読書会では参加者同士で、作品を紹介し合うコミュニケーションが生まれます。継続的に読書会に参加して発信受信を繰り返すことで、コミュニケーション能力や会話力、情報発信力も高まってくるように思います。

同じ目的の人が集まっていますから、あなたにとって役立つ情報しかありません。あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。
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尾藤克之
コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員
16作品目となる『頭がいい人の読書術』(すばる舎)を出版しました。

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尾藤 克之
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所研究員

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