国会答弁に不安がある方は、閣僚適齢期でも辞退された方がよい

2020年02月13日 06:00

いい人なんだが、やはり国会答弁に難があることは否定出来ない。

当該分野の専門家であれば、どんな質問に対してもそれなりに答弁されるはずだが、国会議員の皆さんがどんなことにも適切に答弁出来るという保証はどこにもない。

答弁が不安視されている北村大臣(政府インターネットテレビ)

正直な人は、国会での答弁だけは勘弁してもらいたいと思っているはずだ。
様々な式典に出席して、事前に準備されている周到な挨拶分を読むことは出来ても、国会の様々な委員会であらゆる質問に対して当意即妙の答弁をすることは実に難しい。

真面目ないい人は、聞かれたことに誠実に答えようとしてしばしば躓いてしまう。

件の大臣は、折り紙付きの真面目でいい人である。

しかし、口八丁手八丁の器用な方々と同じような答弁をしようとすると、どうしても躓いてしまう。

まず何を聞かれているかがよく分からないことが多いので、どう答えていいか分からず、頭が真っ白になってしまうのだろうと思う。多分、年齢のせいもある。

答弁があっちに行ったりこっちに来たり、という状態になるのは、ご本人が一種のパニックの状態に陥った証拠だろう。

こういう方に国会での答弁を強いるのは、どう見ても酷である。
野党の皆さんは、ここぞとばかりこの大臣に襲い掛かっているように見えるが、なんだか寄ってたかって弱い者苛めをしているように見えないでもない。

「難しい事柄ですから、事務方から答弁させます」などという答弁を野党の皆さんが認めていただければ、件の大臣も立派に閣僚としての職責を果たしたことになるのだが、さて、野党の皆さんにそこまでの度量がおありかしら。

真面目ないい方なので、聞き方を変えればそれなりの答弁を引き出せるのではないかしら、と思っているが、野党の皆さんはそういう方向には知恵が回らないようである。

さて、これからどうなるのかしら。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年2月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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