東京港区の「寿司バブル」はいつまで続くのか?

2020年02月15日 11:30

最近出かけた赤坂のお寿司屋さん。ネット上でも非常に人気のお店で、カウンター10席のみ。夕方6時と8時半からの1日2回転で営業しています。

実はこの店、私が予約したのではなく知り合いの方に予約を譲ってもらい「代打」で出かけたのですが、帰り際に次回の予約を取ろうとすると1年先まで一杯と言われ、びっくりしました。

このように東京都心部のすし店を始めとする人気飲食店は、予約が取りにくくなっていますが、それにはいくつかの要因があります。

まず、1つ目の理由は、富裕層が外食をする際に利用するお店が特定のレストランに集中するようになったことです。ネットで飲食店情報が瞬時に広がり、人気店や話題店はあっという間に予約が取れないお店になってしまいます。

また、お寿司屋さんのように席数が少ないお店では、そもそも予約が取れる人の数が限られています。私が行ったお店もカウンター10席のみ。1日10組しかお客様が入れないのです。

そして3つ目の理由は、予約が取れなくなると来店した人が、次の予約を押さえるリピートを繰り返すようになり、新しいお客様が予約が取れない状態になってしまうのです。

一旦予約をキャンセルしてしまうと、常連の予約のループから外れてしまうため、私が行ったように代打を立ててでも、予約をつないでいこうとするのです。

日本の飲食店は、牛丼やラーメンのようなファストフードも低価格高品質ですが、お寿司屋さんやフレンチレストランなどの有名店もグローバルに見るととてもリーズナブルな価格です。

予約が取れない東京都心部のお寿司屋さんの状況を「寿司バブル」と揶揄する人もいますが、私はこの状況は当面変わらず、むしろ今後さらに加速するのではないかと懸念しています。

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年2月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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内藤 忍
資産デザイン研究所社長

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