やっぱり「1番じゃなきゃダメ」なんです

今月、新しい企画として、ワインと投資を組み合わせたセミナーを開催してみました。

1回目は、シャンパンのドン・ペリニヨン。2回目はカリフォルニアのオーパス・ワンを、参加者の方に楽しんでいただきました。どちらも1本5万円前後の高級ワインで、10人で2本空けましたから、参加費5000円は安すぎたと反省しています。

ワイン好きな人には人気で、早期に満席になりましたが、やはり1番知名度の高い銘柄を選んだからだと思っています。

ドン・ペリニヨンは、通称ドンペリと呼ばれ、日本ではなぜかホストクラブでお祝いに入れるお酒として、飲んだことに無い人でも知っています。

オーパス・ワンは、カリフォルニアワインの評価を高めるきっかけになった、アメリカで最も有名な赤ワインです。

2つに共通するのは、それぞれの分野で知名度がナンバーワンであることです。

ドンペリニヨンよりも、高級で美味しいシャンパンも存在します。また、オーパス・ワンよりも、希少性が高く、価格も高いいカリフォルニアの赤ワインもたくさんあります。

しかし、そんな一般には知られていない高級ワインを使っても、それほど多くの人には注目されず、セミナーの集客にはむしろマイナスだったと思います。

ラグジュアリービジネスで重要なのは、「アイコン」になることです。

例えば、ルイヴィトンは誰でも知ってますが、ハリーウィンストンは知らない人が多いはずです。フェラーリは誰でも知ってますが、ブガッティは多くの人が知りません。

ドンペリニヨン、オーパスワン、ルイヴィトン、フェラーリ。これらのブランドに共通するのは、世界中で誰もが知っているアイコンになって、圧倒的な知名度であることです。

そんなアイコンになるためには、やっぱり、1番じゃなければダメなんです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年2月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。