槇原敬之さんの報道:度を越している「女性自身」の醜悪な取材姿勢

2020年02月25日 06:00

芸能人の薬物問題が出てくると、マスコミが叩きまくり、事件とは関係ない人格否定をしてくるのが常ですが、その中でも週刊誌「女性自身」の槇原敬之さんの記事は度を越しています。

この「女性自身」って名前を止めて欲しいですね。
女性はおめ~らのように人の弱みに付け込んだり、貶めたりしないんだよ!と強く抗議したいです。
このあたり私たちのYoutube番組「たかりこチャンネル」でも、存分に吠えておりますので是非ご覧下さい。

まず「女性自身」がこのところどれだけ醜悪な記事を連発しているかというと、最も怒髪天をついたのは、槇原さんのお父さんに対する記事。なんとタイトルがですね

槇原敬之逮捕で一家離散へ…父語る「息子の人生もう終わり」

ですからね。

これはどういうことかというと、女性自身がですよわざわざ槇原さんのご実家を訪ねお父さんから、

「親と子ですからね。何か言葉にしなくても、それ(薬をやめること)はお互い気持ちで伝わっていると思っていました。実際、その後は順調にいっていると思っていました。ただ、今回で2回目。もう、息子の人生は終わりだと思います。私らも、ここには住んでいられなくなりそうです……」

ってコメントをとってきて掲載し、結びに

“一家離散の危機”に無念の思いを明かす博之さんは現在、79歳。5年前には大腸がんを患ったという。それだけに、逮捕の一報はことさらこたえただろう――。

って書いてあるんですよ。

もっともらしいこと、書いてんじゃね~よ!って思いませんか?
がんを患った人を追っかけまわし、辛い事聞きだし、しかも「一家離散」なんてことさら大げさなタイトルつけてんの「編集部自身じゃん!?」って思いません。

親は事件に全く関係ないし、こんなことするから家族まで一蓮托生にされるんですよね。
実際、マスコミがスティグマを大きくすることで、一般社会に暮らす薬物問題を抱える家族が追い詰められ、家族が職場を追われたりする事案が起きているんですよ。

これ薬物の家族会の方に聞いたんですが、実際そんなケース何件もあるんだそうです。
マスコミは、薬物事件に限らず、家族を追いかけ回すの止めましょう。

さらにですよ、大阪府警が大失態を演じた16年前の捜査関連文書を流出させた事件。
その捜査計画書に槇原さんの名前があったとかで、わざわざそれをUPさせているんですよ。
情報漏えいって様々なところで起こり、その度に関係者が謝罪したりしますけど、それをまたメディアが「こんな情報が流れたんですよ!」って普通報道します?

大阪府警も「女性自身」に対して何故抗議しないのか?
いやもっと言えば大阪府の吉村知事にきっちり抗議して頂きたいところです。

吉村知事、大阪府警の不祥事により当然守られるべき人権が侵害されておりますので、落とし前の方きっちりつけて頂けますよう宜しくお願い致します。

女性自身は、こうやって槇原さんを「ずっと警察にマークされ、老親を闇につき落とす極悪人」に仕立て上げることで、何を狙っているんでしょうか?女性ファンも多くいる槇原さん、逆境にある今でも応援している人なんか沢山いますよね、その人たちの神経を逆なでし、私たちの様な依存症の当事者・家族を追いつめ、誰得になるんですか?

最近の「女性自身」の姿勢は、看過できないものになってきました。
一方的に薬物事犯を貶めるだけでなく、どうやったら改善できるのか?
女性が知りたいのはむしろそっちの方ですよ。

道徳的説教なんかこの世で何の役にも立ちません。
依存症問題で悩むそれこそ女性自身、そして家族の問題で悩む主婦や母親たち、そういった人たちに有益な情報をたまには書いてみたらどうですか?

まともな記事を書く気があるならいつでも来て下さいよ。
私が、タダでじっくりとレクチャーしてあげますから、ポンコツじゃない腕のいいライターを派遣してください。こっちも腕と口を磨いてお待ちしてますので!

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田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表

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