新型コロナと安倍グジット:2歳の娘、バニラ求人熱唱問題

2020年02月29日 14:00

2020-02-25 13.44.48

猖獗した時代である。新型コロナウイルス問題が世界を震撼させている。日本で安倍首相が打ち出した学校休校などの要請が波紋を呼んでいる。本日、説明があるというが、さて何が語られるのか。

なんせ「有事」と言ってよい状態なので、スピード感のある対策が必要ではある。子供はウイルスを媒介する可能性があるのはたしかである。ただ、あまりに拙速で説明が不十分なのは明々白々である。本日は丁寧な説明を期待したい。

安倍政権に対する怒りは燎原の火のように燃え広がっている。Twitter上の「#安倍やめろ」「#内閣総辞職」も盛り上がりを見せている。与党内含め安倍おろし、安倍グジットの空気も感じるのだが、それは私の妄想だろうか。

SNSとは別に発信したり、収集するためのツールだけではなくて。メッセージをやり取りしたり、トレンドを見たりと、いろんな使い方があるわけで。昨日はたくさんの人と、個別メッセで激論した1日だった。オープンスペースで書くと炎上しそうな話も多数だった。クローズドなら過激なことを言っていいというわけではないが。いや、とはいえ、冷静で建設的な議論だったと思う。

破壊と創造が始まっている?

昨日、散見されたのはこんな光景で。
「文句ばっかり言っていないで、リーダーに従いましょう、できることをやりましょう、評論家、傍観者はいらない」というように意識高いことを吠えている人。いや、そういう思考停止が怖いし。社会や組織を変えるためには建設的な批判は必要なのだ。

一方で、安倍政権支持者、中でも経済政策を評価してきた人、さらには「なんとなく」支持している人が疑問を吐露していたり。そう、安全保障や経済というような大きな話ではなく、新型コロナウイルスとどう向き合うか、さらには学校が休校になるときにどうやりくりするかは自分事なのだ。

そんなふうに、たたかう市民として、知的で硬派で美形の(顔と口だけだと言われるのは本当に悔しいのだけど)左系文化人として荒ぶっていたら・・・。

朝から娘が朝食時に「バニラ、バニラで高収入!」と歌い出し。まるで幼い頃、志村けんの出る番組を見ていたら、女性の胸部がぽろりと露出するシーンがあり、家族が慌てて話をずらずために覇権国家の行方について話し出したときを思い出してしまった。どこで覚えたんだろう・・・。そして、こういうときに親はどのように振る舞えばいいのか。しかも、不謹慎なのだが「高収入!」のところに力がこもっており。娘よ、これは私に「もっと働け」と言っているのか!

さらに、ベースに異様に興味をしめしたり「バンクシー!」と叫んで、『Casa BRUTUS』のバンクシー特集をおねだりしたりで、ほっこりしてしまった。

(ひもとく)男性の育休 長い戦いに向け「基礎体力」を 加瀬健太郎(朝日新聞デジタル)

そして・・・。愛読紙、朝日新聞を読んでいたら、私の本が紹介されており、びっくりした。加瀬健太郎さん、感謝!

うれしいな。

このフレーズが最高。

外見が茶髪、長髪で、プロレスラーのよう(本人談)な著者が、甲斐(かい)甲斐しく働いていると読むと、僕はそっと心づけを渡したい気分になります。

ほとんど育児をしない「とるだけ育休」はなぜ起こるのか:「休むと出世に響く」雇用システム(プレジデント・オンライン)

ちょうどプレジデントオンラインにも記事が載ったりもし。感謝。

というわけで、家にいる人も多いと思うが、読んでね。

・・・ちゃんと政権に対して怒らなくては。怒ることをサボってはいけない。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年2月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部准教授

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