反アベのためにモノ不足を煽る人々を糾弾する

2020年03月01日 14:00

トイレット・ペーパーなどを買いためている人がいるが、まったく馬鹿げた話だ。マスクについては、本当にそれなりに不足しているが、トイレットペーパーなどについては流言飛語であって、完全に「つくられた」騒動だ。

今回の特徴は、マスメディアはそれなりに抑制しているが、どこかで棚が空になるとSNSで写真をばらまき、それが衝動買いにつながっている。悪意はなくとも、そういう情報をまき散らすことは止めた方が良い。

そんななかで、いわゆる反アベ信者のなかには、騒ぎを反アベの政治運動と位置づけて事実上、煽っている人たちもいる。衝撃を受けたのは、作家中沢けい氏のTwitterだ。

 

 

 

『「安倍は辞めろ」の指示行動にみえちゃう』『あれデモだよ』と自ら反安倍の意図を持った動きと位置づけているし、これを見て、政権打倒のためには好ましいことだと勘違いする人も多いだろう。

こうした書き込みをする人を、しっかりと監視し、スクショを残すなどして社会的に糾弾することが必要だ。 トイレットペーパーなど、とくに気の毒なのはウォシュレットを持たない人たち、そのなかには所得の高くない人も多い。中沢さんの言葉にはそういうひとたちへの思いやりがない。

2/29の総理記者会見(官邸サイトより)

一方、昨日も少し書いたが、安倍首相の記者会見では、こうしたモノ不足について、買い占めをしないように厳しく国民に要求するべきだったと思うし、そこが物足りないところだった。

トイレットペーパーなどはそもそも不足がデマだし、マスクなどは供給が不足しているのは確かだが、まるでないというわけでなはない。買い占めた人がいるだけなので、買いだめせずに国民に融通し合って必要な人に差し上げること、必要がないケースでは使わないことなどを呼びかけるべきだった。

また、買い占めをする人や上記の作家のような軽率な発言を批判したり、買い占めをした人々を現行法での取り締まり、名前の公表をするとか、絶対に許さない覚悟を示し、買いだめに対する情報提供を呼びかけるなどするべきだった。

マスクの問題については、「マスク不足解消の“特効薬”を提案する」で、たとえば、一か月以上の必要分を抱えているような人や団体から国が借りるという方法を提案したが、『隠匿110番』といったシステムもつくったらどうか。

もちろん、「マスクよりも手洗い」キャンペーンもやればいい。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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