外食・イベント業界に軽減税率の適用を

2020年03月02日 11:31

私は安倍首相の学校休校の決断は素晴らしいと思う。遅すぎたという声もあるが、早くから学校休んでもあまり意味がなかったと思う。いままさに北海道が緊急事態となり、世界経済全体の活動もバカンス状態になってきたこのタイミングで日本も休んで体勢立て直すのは実に効率的だ。

学校も3週間の休みでそのまま春休みに入れるので、好都合だ。地域によって判断が違うのは合理的な理由があれば良いと思う。島根県のような、わりに孤立した地域であれば、最初の感染者が出るまではやろうというのは理解可能だ。

それに対して、京都のような外国人観光客も多く、国内の人々の出入りも激しいところで、休み開始を遅くしたのは、誠に不思議な決定である。

さて、今回の新型ウィルス騒動、特に、3月におけるイベント中止で困っている業界を助けることは愁眉の急だし、彼らの経営が危なくては無理に営業を続けて、それが致命的な結果をもたらす可能性もある。

さしあたっての対策としては、今回取りやめた様々なイベントを中止ではなく、事態が収まったところで改めて実行することを政府やマスコミを挙げて呼びかけることが良いのではないかと思う。

卒業式だって夏ごろになって家族なども参加してパーティー付きでやるように呼びかけたって良いのではないか。年に一度の行事を今年は取りやめということにした団体などが多いが、これも是非、夏から秋にかけて実施するように呼びかけたほうがいい。もちろん、そのあたりは、団体などの自主判断が基本だが、指針を示さないとみんな臆病になると思う。

また、国内は収まっても海外は猛威を振るっているという可能性も強いので国内の旅行を振興するのもいいことだ。

さし当たっては、お父さんもお母さんも家にいる機会が増えているので、外食産業から家に持ち帰りで豪華食事会をするとか、状況を見ながらだが、家族で外食というのを奨励したらどうか。

現行の軽減税率は持ち帰りが8%、店内での飲食は10%(写真AC)

そして、もう一つ提案したいのが、外食やイベント業界のための消費税軽減税率の時限をきっての適用だ。せっかく軽減税率の仕組み作ったのだから、活用すればいい。

単純に軽減税率適用でもいいし、集めるのは集めて、納付は軽減税率分だけなどどうだ。

このほか、最近、Facebookで書いて評判が良かった話をいくつか。

①子どもが学校休んでテレビのワイドショーなどみてたら、日本の明るい将来はない。ワイドショーを全部休止して子どもに見せたい番組に代えることを提案する。

② 大病院は関係の科以外から半数ほどの医者と看護師を召し上げて新型ウイルスに投入する準備をして欲しい。オイルショックのとき通産省はそうしたが、バブルの時、東京都の鈴木とか言う知事は人手が足らないとか言って、配置転換もやらずに地価監視をしなかったのでバブル経済になってその傷跡がいまだ癒えない。

③なんで暖かいイタリアとか暑いイランとか思うだろうが、テヘランは高原なので冬の気温は東京とほぼ同じだ。北イタリアの冬は霧が立ちこめてしんしんと湿っぽく寒い。おまけにミラノは盆地なので空気が悪くミラノに赴任すると子どもがぜんそくになると言われた時代もあった。暖かくなると緩和することにはそれなりに期待する理由がある。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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