一斉休校で本当に必要とされている支援は何か⁉︎ 緊急全国アンケート実施!

駒崎 弘樹

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、2月27日に政府から全国の公立小中高校への一斉休校の要請があり、週が明けた3月2日からは、全国の多くの小中高校が一斉休校に入りました。

突然かつ長期間の休校に、当事者である保護者や子どもたちは戸惑っています。特に子どもの預け先が無い状況に対して、学童保育をはじめ様々な現場で混乱が生じています。

この状況に対し、民間の企業が自社のサービスを期間限定で無償提供するなど、様々なサポートが生まれていて、そうした自然発生的な行動は素晴らしいと思います。

しかしその一方で、実際に保護者や子どもたちが本当は何に困り、具体的にどんな支援を必要としているのか、そのニーズは定量データとしては実は明らかになっていません。

有事の際、ニーズが迅速に可視化されないと、みんなの善意の支援が無駄になってしまいます。逆にニーズが明らかになっていれば、社会の資源を効率的にその支援に傾けることができます。

真に必要な支援が、困っている親子のもとに届くのです。

フローレンスで「一斉休校に関する緊急全国アンケート」を実施します

そこで、国内の親子領域の課題を、事業と政策提言で解決するフローレンスでは、今回の一斉休校でお子さんの通う学校・保育園・幼稚園が休校・休園になった親御さんに対し、一斉休校による困りごと・必要としている支援を明らかにする「一斉休校に関する緊急全国アンケート」の実施を決定しました。

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一斉休校・休園による子育て世帯への影響調査

刻一刻と状況が変化する中、各ご家庭のニーズに沿って的確でスピーディーな支援や対応策が実現することを目的としています。

アンケート結果は、来週3月10日(火)16:00に発表いたします。

国政、自治体の支援策定や、民間企業のサービス企画等に利用していただけるよう、調査結果のデータは、個人が特定されない範囲でインターネット上に公開する予定です。

3月10日(火)16:00に調査結果をリリースすると同時に、本アンケート結果に関する提言と解説を僕からオンライン配信で発表させていただきます。

一斉休校に関する緊急全国アンケート

実施期間:3月6日(金)~3月9日(月)正午まで

対象者:一斉休校措置に伴い、お子さんの通う学校が休校になった全国の保護者

※保育園や幼稚園が休園になった保護者も含みます

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一斉休校・休園による子育て世帯への影響調査

※調査結果は、個人が特定されない範囲でインターネット上に公開予定です。ご承諾頂ける方のみご回答ください。

調査結果発表 オンライン配信

配信日時:3月10日(火)16:00~

解説:認定NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹

視聴はメディアの皆さんをはじめ全国どこからでもご覧いただけます。

 

是非とも回答のご協力のほど、よろしくお願いいたします!!

高校生以下のお子さんがいるお知り合いへの転送も大歓迎です!

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一斉休校・休園による子育て世帯への影響調査


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2020年3月6日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。