「医ケア児家庭に消毒液届けよう大作戦」!消毒液が枯渇した家庭は連絡を

2020年03月24日 06:00

消毒液不足で困っている医ケア児家庭

僕たち全国医療的ケア児者支援協議会が実施した「医療的ケア児一斉休校に関する緊急全国アンケート」で、医ケア児家庭の6割以上が消毒液とマスクの不足で困っていることが明らかになりました。

医療的ケア児は、人工呼吸器など医療的デバイスと共に生きる子どもたちです。医療的デバイスは清潔でなくてはならず、消毒は非常に重要です。適切な衛生環境は、医療的ケア児たちにとっては命に関わる問題と言って良いでしょう。

そのことを野田聖子議員・荒井聡議員に伝えたら、加藤厚生労働大臣に要請してくれて、厚生労働省・経済産業省の尽力で、4,500本の消毒液が、人工呼吸器を使う医療的ケア児のもとに届くことになりました。

枯渇していた消毒用エタノールが医療的ケア児のもとに!4,500本供給が決定

これは非常にすばらしいことで、実現してくださった皆さんに心から感謝しています。

引き続きの支援の必要性

ただ、医療的ケア児は全国に約20,000人います。成人している医療的ケア者の方もいます。まだまだ足りないので、引き続きの支援が必要なのが現状です。

一方で、消毒液不足で医療的ケア児が困っていることをNHKが取り上げてくれて、それを見た人たちが手持ちの消毒液やアルコール綿(消毒綿)の寄付を申し出てくれる、という嬉しいことも起きています。

そこで、医ケア協議会であらためて消毒液等の物品を募り、困っている医ケア児者家庭にお送りする、ということをしたいと思います。

我々としても初めてのことで、やり方もわからないし、不備があってお叱りをいただくこともあるかもしれません。

でも、寄付を申し出てくれる人の善意を困っている医ケア児者家庭に届けるために、やる決意をしました。

ココネットさんが物流の協力を、村上財団さんが資金協力を

そうは言っても、たくさんの物品をお預かりして配るなんて、僕たちにできるんだろうか、という不安もありました。

そうしたら、フローレンスも参画する「こども宅食」事業の仲間、西濃グループのココネット株式会社さんが、協力を申し出てくれました。

寄付者からいただいた物資はココネットさんが預かってくれて、当事者のもとに発送してくれることに。

また、一連の流れにかかる配送費等の費用を、村上財団さんが支援してくれることになりました。

物流のプロのココネットさんと、機動的に資金提供してくださる村上財団さんとのスクラムを組めて、本当に心強いです。

物品寄付と応募のお願い

自分の手持ちの物資を寄付します、という方はリンク先のフォームから教えてください。

募集するもの(未開封のもの)

    • 消毒液
    • 消毒ジェル
    • アルコール綿
    • マスク

改めてご連絡するので、ココネットさん宛に送ってください。(住所はフォームを送ってくださった後にお伝えします)

医療的ケア児者家庭で物品を希望される方は、こちらのリンク先からご応募ください。

我々は、困っている当事者の方にお届けしたいと思っていますが、医療的ケア児者であることの厳密な証明には手間と時間がかかることが予想されます。よって、当事者の方の写真を添付して頂く、と言う簡易な方法を取らせて頂きますのでご協力ください。

(物資が足りずに送れないこともある可能性がありますが、その際は申し訳ありません。ご理解いただければと思います)

最後に

我々にとっても初めてのことですが、1人でも多くの方に支援を届けるために、やります。

消毒液が無くて困っている医療的ケア児者の皆さん、遠慮せずご連絡ください。物品寄付したい皆さん、ぜひご連絡ください。

一致団結して、消毒液不足を乗り越えていきましょう!!


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2020年3月23日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。

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駒崎 弘樹
認定NPO法人フローレンス代表理事

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