攻めてるTOKYO FM 福山雅治と速水健朗への期待

最初に残念なお知らせを。今年も、ラジオパーソナリティーの、オファーがこなかった。残念!ただ、おかげさまで、ラジオのコメンテーターの仕事はたくさんきており。3月は10回ラジオの収録があった。平均すると3日に1回。まだまだオワコンじゃない。頑張っているじゃないか、オレ。You Tube番組も含めて、オファーをぜひ。

それはそうと、この春、ラジオがまた楽しいことになっている。リスナーとして楽しみ。特にTOKYO FMが攻めている。

中学生の頃からよく聴いている「JETSTREAM」の「機長」にチイ兄ちゃんこと福山雅治が登場!これは嬉しい!

ラジオでの下ネタで話題になったチイ兄ちゃんだが…。「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、たゆみない 宇宙の営みを告げています。満天の星をいただく果てしない光の海を、豊かに流れゆく風に 心を開けば、煌く星座の物語も聞こえてくる、夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります」というお馴染みのセリフをあの声で聴けるとは。これこそ、大人のエロさではないか。

ちなみに、このセリフ、大好きで10代の頃は暗唱したし、ノートにも書き出していた。楽しみだ。

そして!あの、速水健朗さんがTOKYO FMに帰ってくる!まさにジェダイの帰還!『TOKYO SLOW NEWS』がスタート!タイトルどおり、スローニュースに注力!スローニュース株式会社が協力!

木曜にはパートナー(コメンテーター)が登場。伊藤詩織さん、堤未果さん、カリン西村さん、浜田敬子さんというこれまた、攻めてる人選。

みんなは真実に飢えている。危機感は勝手に高まっている。政治家の会見も危機感を伝えるという役割は果たしているが、この人達にこそ危機感を抱いてしまう現状。この時代を象徴。人々は焦燥。たとえ、悲劇的なことだとしても、本当のことを知って安心したい。時代は地に足のついた安心感を求めている。この2つの番組から、安心感を得られることを期待。


編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年3月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。