新年度で様々なことが変わりました

2020年04月02日 16:00

昨日は4月1日ということで新年度、令和2年度が始まりました。例年であれば、新入社員は入社式の日が全国のあちこちで行われるはずですが、今年は新型コロナウイルスの影響で大規模な入社式は中止になっています。

私もある会社の入社式とセットで行われる記念講演会で話をする予定でしたが、それもキャンセルになりました。こんなご時世ですが、それでも社会では新年度ということで様々なことがが変わりました。

まずは喫煙者の皆さん、恐縮ですが健康増進法の一部を改正する法律が全面施行され、喫煙場所がますます限定されました。飲食店や商業施設、オフィス、行政機関がこれまで以上に厳格になりましたから要チェックです。
タバコだけに、どうも吸いません。

大企業では、同一労働同一賃金がスタートします。有期雇用労働法・労働者派遣法が施行され、不合理な待遇差解消が目的で、給与や賞与、手当、福利厚生などでの待遇差が禁じられます。来年からは中小企業も1年遅れでスタートしますから、中小企業の経営者の皆さんは、よくよく予習をお願いします。

さらに、条件付きで自動運転を認める「レベル3」を実用化するために道路交通法も改正されました。自動運転の時代が、もうそこまできている事は過去にも何度かお伝えしてきましたけれども、自動運転車が発売されることを前提に法改正がされました。

(当面、レベル3の自動運転について)運行中のスマートフォン・携帯電話によるメール、パソコン作業、読書、食事等は違反とはならないが、自動運行システムが故障などしたり、システムの条件に合わない状況となった場合、「直ちにそのことを認知して確実に車の操作をできる状態にある」という条件付き (道路交通法第71条4の2 第2項)

上記のように書かれていますので、自動運転の車であればスマホやパソコンを使うことも、読書や食事をすることも可能になるという事です。

さらにさらに、相続のあり方も変わります。
例えば、夫に先立たれた夫人がこれまで住んでいた家に住み続ける場合、これまでは家を相続する分、その他の相続分が減ってしまうことから、結果として生活が大変になってしまうこともありました。ですが今回の改正で、居住を続けながら、他の相続も受けやすくなるため、これまでより生活がしやすくなります。

またこれまで遺書については手書きしか認められませんでしたが、これから先はパソコンなどからプリントアウトしたものも一部認められるようになります。

これらのように、私たちの身の回りでいくつかのことが変わりました。
やはり4月1日というのは生活だけではなく、そうした社会のルールも変わるという節目です。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2020年4月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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