マスク2枚は現状で考え得る最高の対策

2020年04月02日 14:00

官邸サイトより

マスク2枚配布は素晴らしく、現状で考え得る最高の政策だ。日本は個人情報保護がどうの、統制に利用されるとかいってマイナンバーによる国民の把握やカードの所持義務化がされてないので、配給や二重取りを防ぐことが不可能である。

たとえば、1人5枚を店舗や行政の窓口で渡し、その際に、バーコードかなんかで二重取りしてないかチェックするとかしたいがそれができない。

そうなると、郵便で配るのが相対的に効率がいいことは鳩山政権の内閣副官房長官だった松井孝治氏すら認めている。

私は、マスクは政府に配分を一元化し、基本的には都道府県ごとの枠を流行状況なども勘案して決め、都道府県は市町村ごとに枠を設定し、あとは市町村ごとに、地域の実情に合った方法で、メリハリをつけつつ全国民に行き渡らせるべきだと提案してきたが、実現には抵抗も大きい。(関連拙稿「マスクを医療関係だけでなく一般人にも配布せよ」3月18日)

現状は医療関係者用を政府や各種団体や篤志家と名乗る人が勝手気ままに買い集めているので市場に出ず、出た分は暇な年寄りが並んで買い占めてる現状だ。ひどいことに今日は何枚買ったとか言うのが高齢者のゲーム化していて何百枚もため込むのが続出しているのである。

それに対して、最低限のものを配ることで買い占めを無力化するのだ。理想的で素晴らしい政策でdisる意味が分からない。しかも、この方式は北海道で実験して「そこそこ」機能することが実証されている。

あとは、もらったが要らないという人の分を、市町村あたりがシステムをつくって回収して多人数の家族にまわせばよい。disるのに精力を使うより、そうしたことについての提案をすることに知恵を出すべきではないか。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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