外出禁止令で、米国人のシングルが活用するアプリとは

2020年04月02日 21:00

3月26日、米国が新型コロナウイルス感染者数で中国を抜き1位となりました。

(カバー写真:Dennis Sparks/Flickr)

こちらなどでお伝えしたように全米50州で非常事態が宣言され、3月末時点で州全域で外出禁止令・在宅勤務などの措置・勧告に踏み切った州は38州を数え、人口の約3分の2に相当します。

このような状況下、外出禁止令発動中のNYでぺットを購入する米国人が増加中なんですって。心の癒し目的以外に、ペットの散歩ならば外出OKというルールが後押ししたもようです。スペインでは、このルールを拡大解釈しぬいぐるみ持参で散歩している方々が増えているようですが・・。

特に一人暮らしだと、自宅にこもってばかりで心細さが倍増するという方も多いのかもしれません。そのせいか、米国で恋人を見つける手段としてナンバーワンの出会い系アプリなどが、シングルの間で一段と存在感を増しつつあります。

出会い系アプリの”ザ・インナーサークル”によれば、3月第4週のメッセージ数は前週比116%増、2倍超に達したのですよ。また、登録者数などを含めた全体的な数字は、新年の抱負を意識して設定された1月の第1日曜日の「デーティング・サンデー」(英国ではシングルズ・サンデー)を25%上回ったといいます。

その他、ザ・インナー・サークル利用者の間で、興味深い事実が浮かび上がってきました。

・”隔離(quarantine)”の言及回数は3月初めから9倍増
・”ネットフリックス”の言及回数は70%増
・ズームやスカイプなどビデオ電話の利用を希望する声は3月第1週から第4週に50%増
電話での会話を希望する声は同16%増

画像:ビデオ電話は遠距離の家族や友人向けでしたが、外出禁止時には他人同士の新たな関係構築の一助に。

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(出所:aehdeschaine/Flickr)

こうしたトレンドに乗り、ご近所さんとの出会いをサポートするアプリ”ティンダー”は、期間限定で”パスポート”なる機能を4月末まで無料で提供しています。本来であればご近所以外の方々を検索するには課金しなければならなかっただけに、時差がある米国で眠れない夜を過ごす方々に朗報でしょう。

仮に今、出会い系サイトで運命の出会いを果たしたとしてもデートできないじゃないかと思ったあなた。大丈夫、前述したようにビデオチャットを通じ、ネットフリックスで同じ映画を鑑賞しながらワインを楽しむなど、今風にクリエイティブに逢瀬を楽しんでいるそうです。屋上でダンスする女性に一目惚れした自宅待避中の男性が彼女を落としたきっかけはドローンだったという話もありますから、まさにショット・オブ・ラブですね。


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2020年4月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。

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