新台入れ替えまで!自粛に応じぬパチンコ店に厳しい措置を

2020年04月21日 17:00

「早くコロナ禍が去って欲しい」今や全世界の願いとなり、人との接触の8割を減らすという痛みを分け合っている中、「この災難こそがむしろ稼ぎ時」とばかりに利益追求し三蜜状態を積極的に作りだしている産業、それがパチンコです。(但し大手以外)

パチンコがギャンブル依存症対策で自分勝手な理屈を展開し、全く協力する気がないことは重々承知していましたが、まさか全世界がこのような苦しみを与えられているさなかにも、ここまで勝手な理屈を押し通す経営者がいるとは思ってもみませんでした。

7都道府県の緊急事態宣言後、マルハンやダイナムといった大手は営業を休止しましたが、中小のパチンコ店は相変わらず営業を続けています。
「三密にならない」「パチンコは換気が良い」など例によって例のごとく、またしても独自の理論を展開していますが、今や屋外イベントですら中止され、人との接触を8割減らせと言われているんですよ。

しかもこの2週間が勝負とこれだけ厳命されているんですよ、もう子供だましの言い訳が通用する段階ではありません。

今や、要請無視のパチンコ店は大賑わいです。

我が家の近所のパチンコ店「オアシス」など、近所の店「プレサス」が開けてるからという子供だましの理由で、3日間の自粛ごさっさと営業再開したためTwitterで炎上しましたが、中小のパチンコ経営者は炎上なんて全く気にしません。
むしろ開店していることの宣伝くらいに思っています。

そして彼らの思惑通り、今や抜け駆けパチンコ店は大賑わいです。

しかも開店前の大行列で、テレビでも叩かれた秋葉原のビッグアップルは、昨日、新台導入までやった模様です。

ビッグアップル秋葉原店が営業再開し炎上 シンフォギア2導入で客殺到(ニュース速報JAPAN)

このようにTwitterでも満員となっているパチンコ店の様子がつぶやかれていますが、以前から申し上げているように、このご時世にパチンコに行く人は、もう自分の理性や意志の力は効かなくなっている、依存症者もしくはその予備軍の可能性が高いです。

やはりこれだけ超満員になるということは、パチンコ依存症の人が相当数いるんですよね。

依存症者を生み出す産業の責任として自粛を徹底すべきなのに、遊技協などの業界団体も機能していません。
こういう時こそ迅速に業界内の自主的ルールを決め、従わない店舗にはペナルティを課すなど積極的に動くべきですよね。

玉やメダルはベタベタ触るし、4月1日から店内禁煙となり、狭い喫煙室に客は集まり、喫煙中はもちろんマスクなんかしてないし、客同士喫煙中にしゃべっている人も多い。

しかもこのご時世に「パチンコ行ってました」とは言いにくい…となると、すでに経路不明の感染者の中には、パチンコに行っていた人も相当数含まれていると推測します。

※クリックするとAmazonページへ

やっと国も重い腰をあげ、西村経済再生担当大臣が、特措法に基づく休業の指示、事業者名の公表などを検討し始めたようですが、この2週間が勝負なのですから、検討してないでさっさとやって欲しいことと、事業名の公表はやって欲しいですがそれだけでは、全く効果がないどころか、そこに客が集まり逆効果になりかねません。

現在営業している店舗は、開き直っているので名前の公表くらいなんとも思いません。
必ずなんらかのペナルティと抱き合わせて欲しいと思います。

繰り返しますが、パチンコは多くの依存症者を生み出す産業。
他業種とは責任の全く意味合いが違います。

公共の福利を無視する店舗を存続させる必要があるのか?
そもそも社会の危機に足並みを揃えられない産業になんの対策も打てない政府なら、この上、カジノなど絶対に任せられませんよね。

アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!
田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表

過去の記事

ページの先頭に戻る↑