小池都知事の学歴詐称疑惑、文春砲で今度こそ進展あるのか?

2020年05月28日 06:01

小池都知事(官邸サイト)

これまで何度も指摘されている東京都の小池百合子知事の学歴詐称疑惑について、とうとう週刊文春が報道することが明らかになった。都知事選の告示まで3週間前となる本日発売号で、カイロ在住時代の元同居人の証言などを元に報じる。

「カイロ大学卒業は嘘」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言(文春オンライン)

小池氏はこれまで自著で1972年10月にカイロ大学に入学し、76年10月に卒業したと述べている。しかし、日本生まれの日本人にとってアラビア語の習得が難しいとされる中で、エジプト人でも落第が多いというカイロ大学を、かつては首席で卒業したという小池氏の触れ込みには疑問がついて回った。政界に転身してまもない1993年には週刊ポストで報道され、前回都知事選の折も再燃したが、いずれも小池氏側が卒業証明書を提示して落着したかと思われた。

それでも、出版社系メディアやネットメディアでの追及は続いた。「再燃」の口火を切ったのは、今回の文春記事にも登場するノンフィクション作家、石井妙子氏によるレポートだ。小池氏のカイロ在住時代の同居人だった女性による告発を、文藝春秋の2018年7月号で紹介。さらに今年に入って、カイロ大学を卒業した英国在住の作家、黒木亮氏がJB Pressで27日までに計7本の記事を寄稿し、小池氏の学歴詐称疑惑を徹底追及してきた。

これらの記事では、小池氏のアラビア語の語学力が初歩的なレベルだったことや、「卒業」後に日本への帰国した日付に疑義があること、今年3月の都議会で実際には義務付けられている卒論を書かなかったと述べたことなど、数々の疑惑が示されてきた。

小池氏側は過去に卒業証明書の提示をした以外は、これらの取材に基本的に応じておらず、追及側も決め手を欠いたままの状態が続いている。そうした中で、読売新聞はきのう(27日)の朝刊で、小池氏が近く再選をめざして出馬表明をすると報じた。小池氏が出馬すれば、圧倒的優位で選挙戦が進むとみられている。

文春のツイッターには、

以前からずっと燻ぶり続いていた話。都知事選まではまだ時間はあります。小池さん、できるものならしっかり証明してみせて下さい。

と説明を求める声がある一方で、これまで進展しなかったことから

だいぶ前からそんな話ありましたけど…

と冷めた意見も見られた。

著名人では、弁護士の紀藤正樹氏が「東京都に第三者委員会を作って、カイロ大に調査させたらすぐに結果が出ることでは」と指摘。

元内閣官房参与で、京大教授の藤井聡氏は「為政者の信頼性は彼(女)の政策の適不適を判断する超重要情報であり、従って都民国民はその「真実」を知る権利が有るのです。」と小池氏にさらなる説明を要求していた。

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