Afterコロナの世界とは-VR技術-

2020年05月28日 16:00

新型コロナウイルスで日本は外出自粛、海外は外出禁止などになったことで新たな技術の実用化が早まっています。その一つが、日本語で仮想現実と呼ばれているVR(バーチャルリアリティ)、リアルな映像やCGなどで現実のような空間に入り込めます。眼鏡というか、ゴーグルというかヘッドセットというか、こういった機器を装着することで、当然、今いる現実の状況は見えなくなります。そして機器に映し出される映像は、上を見ても下を見ても横を見ても後ろ見ても、動作に応じた映像が見れることで目の前にバーチャルリアリティーが広がるわけです。

「わかったようなことを言って」と思っている方、私、すでに体験しました。体験したのは4年前の9月27日、当時のブログにも書きましたが、あたかも海の底に私がいるかのようなバーチャルリアリティの中に入ってきました。もちろん海の底いるような感覚なんですが、私はこれまでに海の底に行ったことはありません。体験開始から、3分、4分と時間が経つと、そこにはもう完全に海の中にいると感じるわけです。
※過去記事【米国視察レポ】噂のVR。私もアレで大興奮♡

さて新型コロナウイルスでは3月から4月に感染が拡大をしたということで引っ越しができなかった人だっていたと思います。今までだったら不動産を選ぶには、まちの不動産屋さんでみつけた物件でも、あるいはネットで検索した物件でも結局は現地に行って確かめるというのが一般的ですよね。駅から所要時間や、近隣のコンビニやスーパーなどの情報、家賃や間取りはについてと現地に行かなくでもわかります。しかし、ベランダからどんな景色が広がっているのか、隣接する物件との距離感、あるいは夜の雰囲気などは現地に行ってみなければわからない。ですから、現地にはやはり足を運ぶ必要がありますよね。

現在のところ、まだVRの準備をしていなかった不動産業者がほとんどですが、準備をしてきた業者はまさにコロナ渦でも使用できた。これからのwithコロナの時代、さらに先のアフターコロナの時代でも、重宝して間違いなく定着すると思います。

賃貸用の物件であれば新築時にVRを作っておけば、入居者がいる状態でも次の人がVRで内覧ができ、退去後はクリーニングをすればすぐに入居できることになりますね。また、マンションや戸建ての分譲住宅であれば、完成前にCGでVRを作っておいて、そしてリアリティーをちゃんと実感した上で購入を決めるとこともできるようになるでしょう。

すでに、大学のキャンパスツアーや旅行のVRはもう存在します。また、5Gが今後普及をしてくれば、例えばライブ会場と遠く離れた会場を中継し、VRで同時に参加できるということも可能になるでしょう。

4年前の当ブログ読んでみてください。その時にも不動産の内覧や旅行くらいやって実現しちゃうんじゃないかって私予想したんですけれども、もうすでに現実になっているんですね。やっぱ当ブログは読んでおいた方がいいですよ。

ちなみに、東京都台東区にある国立科学博物館では、「おうちで体験!かはくVR -国立科学博物館-」と題してVRで館内見学ができるようにしています。すでにVRゴーグルというのはもう市販されていますから、これを装着すればいいだけです。

陸上自衛隊では、なんとパラシュート降下訓練のVR動画をYouTubeで公開しているということですから、この機会に皆さんも経験してみてはいかがでしょうか。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2020年5月28日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!
中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

過去の記事

ページの先頭に戻る↑