今週のつぶやき:3社に絞られた「オンライン会議」システム

2020年06月06日 14:00

私は時差の関係で日本の朝4時から始まる某民放のテレビニュースを見ながら昼を食べるのですが、このニュースのナレーションが暗いのなんの。男性と女性の2人いるのですが、朝から通夜のような声で気分が滅入りそうなネガティブムード爆発なのです。事件、事故を明るい声で放送する必要はないにせよ、放送局の編集、ちょっとおかしくないかと思います。「朝だ、元気だ、今日も頑張ろう!」。こう来なくちゃいけません。

では今週のつぶやきです。

コロナバブル

先週、「株価は過熱」と申し上げました。にもかかわらず暴走株価は更に加速している感があります。NYについては27000㌦台を回復しましたが、ひょっとすると今年中に史上最高値、そして30000㌦まで突き進む気かと思わせる状況になってきました。今日の爆上げは5月の雇用統計が失業率19%という事前予想に対して13.3%へ先月比で改善したことでサプライズ感となり、回復は早いというイメージを植え付けたのでしょう。

日本株については危険域と言いながら戻ってきた外国人投資家と円安に助けられ日経平均という指数は上昇していますが、個別では調整入りです。値を飛ばしてきたジャスダックとマザーズの指数もこの一週間は停滞気味で東証一部上場銘柄も指数の割には下落株の比率が高まっています。理論的にはもちろん買いにくい場面です。

何が起きているのでしょうか?10中8、9、金融緩和バブルで、機関投資家、ファンドなどはあり得ないぐらい儲けているはずです。戦後、最も短期間で儲けられたケースと思います。「地獄から天国へ」とはこのことでしょう。個別でみると買われ過ぎの銘柄もありますが、まだ宝はたくさんあります。ただ、実体経済との乖離が大きく、踊り過ぎたその反動も怖いところではあります。

3社に絞られた「オンライン会議」システム

写真AC

何故アメリカでこういうビジネスが発達するのかといえばそもそも会合やコンベンション好きだけど忙しくなって行けなくなった背景とみています。移動やホテル代、コンベンションの参加費用もばかにならないとなればオンライン会議の潜在的ニーズがあったのでしょう。更に国土が広すぎます。

一方の日本。「知恵がないなら靴を履きつぶせ」とはかつての私の上司の言葉でした。靴底を減らすために新幹線と飛行機で日帰り出張の限界に挑戦してきたのが日本ですが、「オンライン会議でいいじゃん」と言われたらJR東海も「リニアは何処へ」になるかもしれません。

さて、そのシステムを提供する会社は数多いのですが、3社に絞り込まれるのでしょうか?マイクロソフト チームズ 対 スラック with アマゾン 対 ZOOM であります。昨日、アマゾンがスラックと提携すると決めました。

一方、スラックが2-4月の決算発表で先行き見通し不透明とし、株価は暴落。ZOOMが今週発表した決算は素晴らしかったのですが、小さな打ち上げ一発で終わり、そこからすでに1割以上急落しています。先が見えないこのシステムの不安とは一つにはどれも似ていて差別化が図れないこと、「オンライン」はコロナで一時的にスターダムにのし上がったもののビジネスツールのポールポジションではないことがあります。

私も確かにオンライン会議は週に数回ありますが、良し悪しはやっているうちによくわかってきます。仲間内で議論するなら6人ぐらいまで。ミュートを解除してワイガヤできるかどうかの限界です。参加が多いと何もしゃべらない人が出てしまい、フェイスブックで参加する人とのぞき見する人に分かれるのと同じことが起きるのです。

一方、ウェビナーのようなものはいいですが、コロナスペシャルで参加者を無料にできるのは今だけで、課金できる仕組みは絶対に必要です。それがあれば私は世界中のウェビナーに参加できる嬉しさはあります。アイディアはスカイプそのものなのですが今の時代にマッチしたということでしょうね。さて覇者は誰に、です。

出生率1.36の先にあるもの

coji_coji_ac/写真AC

2019年の出生率が1.36となり4年連続で下落、05年の1.26を底に回復できるかと思ったものの暗雲が立ち込めてきました。同年に生まれた子供の数は86.5万人でした。さて、今後どうなるかですが、毎日新聞には「依然として女性の家事育児の負担は重く、非正規が多い女性を中心に失業者が増えている。このままでは結婚や出産を避けようという社会状況は今後も続く」とあります。

私はそうではなく、若者の価値観の変化と社会の認識のずれではないかと考えています。政府を含め、少子化対策として子供がいる女性の対策に重点を置きますが、それは子供ができてからの話です。

なぜ、子供ができないか、それは男に問題があるとなぜ指摘しないのかと思います。究極の答えは「女性から見て魅力的な男性が減ったこと」に尽きます。だから不倫が社会現象になってしまうのです。「女性に聞きました、魅力ある男性は?」といえば意外と(一廻りぐらい)年上の男性という人は多いのです。その理由は経済力と人生経験を通じた包容力、つまり優しさです。

昔、結婚する年齢は2-3年上の男性というのがよくあるパタンでした。これがいつの間にか10-12年になったということです。ここに誰も気がついていないでしょう。

なぜ、そんなになったのか、といえば女性が賢くなったに尽きます。社会に出るというより情報にあふれ、それを分析し、友人とコミュニケーションをとることで女性が男性に比べてはるかに速いスピードで成長したのです。

ところが適齢期の女性が婚活市場に行ってもクオリティが高い男性が少ないため結婚に結び付かないわけです。先々、女性が国際結婚して日本人男性が放置されるのではないかという笑い話にもならないようなことが起きやしないか心配なのであります。

後記

なぜ電通は嫌われるのでしょうか?今度は爆弾騒ぎとなりました。勝手な想像ですが、ビジネスが正攻法ではない点じゃないでしょうか?人的関係と上から目線的なスタンス、そもそも広告代理店って何?という認識度の低さなのでしょう。その点ではマーケティングの会社なのに自分の会社がきちんと理解も評価もされないってどうなのと思いませんか?実力の程が疑われます。

では今日はこのぐらいで。


編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2020年6月6日の記事より転載させていただきました。

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