世界最高レベルの無観客ライブ文化を サザン、新日本プロレスの挑戦に寄せて

2020年06月10日 06:00

嬉しいニュースが届いた。

サザンオールスターズ 特別ライブ 2020 「Keep Smilin’ ~皆さん、ありがとうございます!!~」特設サイトより

サザンオールスターズが、横浜アリーナで無観客ライブを開催し、配信。

新日本プロレス公式サイトより

そして、新日本プロレスが無観客試合を開催し、配信!さらには、大阪城ホール大会2デイズを開催。こちらは人数をしぼって観客を入れるのだという。

待っていた。そして、期待している。ライブに飢えていたというのもあるが。日本を代表するアーティスト、プロレス団体には、それぞれ、昔のサトームセンのCMではないが「素敵なサムシング」を期待してしまう。

2年前、X JAPANの無観客ライブをネットで観た。その前日、私はぎゅうぎゅう詰めの幕張メッセでライブを観ており。それはもちろん、バンドも観客も素晴らしかったのだが。でも、台風直撃で、公共交通機関も止まることになり、ガラガラの幕張メッセで「気合い入れろ!」と叫び、倒れるYOSHIKIに神がかった何かを感じ。とんでもないものを観た。ともに、忘れられない夜となった。

きっと、ガラガラの横浜アリーナでも、桑田佳祐は「スタンド!アリーナ!」と叫び、無観客の非公開会場でも棚橋弘至も、高橋ヒロムもオスプレイも激しく飛ぶだろう。そして、無観客でしかできない何かというものもあり。そこに期待してしまう。

単に、客を入れられないがゆえに妥協策ではなく、これでしかできない何かを期待する。その何かがまだ、見えない。ただ、サザンも新日もそれを見事に提示してくれるだろう。また、観客の創意工夫で何かが起こるかもしれない。

ライブイベントの新しいかたちを日本から。楽しみに待つことにしよう。


編集部より:この記事は千葉商科大学准教授、常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年6月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部准教授

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