Afterコロナの世界とは-非接触-

2020年06月10日 16:00

bnb+ 虎ノ門店でシャープのモバイル型ロボット「RoBoHoN」を活用した接客サービスを6月1日に開始しました。
人に代わってフロントデスクにあるRoBoHoNという機器が対応するんだそうです。

例えば、私がお客として行ったとすると、「予約している中田ですけど」と言うと、「お待ちしておりました。本日からご一泊ですね。」とRoBoHoNが対応します。ありきたりの応答だけではなくて、私が「新橋まではここから歩いて何分ですか」と聞いたとしても、応答がちゃんとあるそうです。というのも、バックヤードにいるホテルのスタッフの方がやりとりを確認して、伝えたいメッセージをRoBoHoNに伝えることができるからです。無機質なようにも思いますけれども、新型コロナウイルスの影響で、なるべく人との接触を避けるという昨今ではむしろ歓迎する人も多いはずです。

3月14日に山手線では49年ぶりとなる新駅の高輪ゲートウェイ駅が開業しました。本来であれば大体的なお披露目でニュースになっていたはずですけれども、新型コロナウイルスの感染拡大防止でひっそりとオープンしました。さらに、この新駅では無人AI決済店舗の「TOUCH TO GO」も改札内にオープンしました。この仕組みは以前お伝えした「amazon go」とほぼ同じ内容で、店内に設置された約50台のカメラでで600種類の商品を追跡しています。そしてAI(人工知能)の判断も加わって、客が何をカバンの中に入れたのか、即ち買うのかというものを確定させます。レジに行くとディスプレイには客がカバンの中に入れたものや、ポケットに入れたものなどの商品名出てきて、それを交通系ICカードで精算する流れです。シアトル(アメリカ)に行ったときのAmazon Goではご紹介したように、事前登録が必要でしたけれども、ここでは登録の必要がなく、突然行っても使えます。

ここまでご紹介した二つの事例は無人がキーワードでしたけれども、もう一つキーワードがあります。それは「非接触」です。この非接触というキーワード、5年後にはこれが当たり前になっているかなと思うのが「空中タッチ操作パネル」です。「変なホテル ハウステンボス」のフロントシステムに既に導入された空中操作ディスプレイは、いわゆるディスプレイなんですが、指が直接接触しないでも、空中に造影されたボタンが押した感じに反応するんです。だから我々は押すんですよ、押すんだけれども実際にはタッチしてない。なぜならばそこにあるのは、ボタンじゃなくて、空間の中に造影されてるにすぎないからです。

ディスプレイは正面に立たないとボタンが見えませんので、横から覗き見ができないということでは銀行のATMやドアロック解除に使えそうですよね。

考えてみれば、今は駅でディスプレイをタッチして切符を買うことができますけれども、一昔前は実際にカチッと押すボタンだったわけですからね、これすぐに実用化されると思いますよ。もっとも最近は交通系ICカードを使用しているので、切符そのものを買うことは少なくなっていますけどね。

ワクチンや治療薬が開発されなければ「withコロナ」。これからもコロナと共存する生活が我々続いていくわけですね。
その意味で「withコロナ」がいつまで続くかわかりませんけれども、こうした非接触というのはこれ一時的ではないように思います。アフターコロナの時代というか、もう5年後には我々の社会でどんどん定着してると思いますね。人とのコミュニケーションがなくなるっていうのはちょっと寂しい気はしますけども。

かつては駅員さんが、「おはようございます」って言いながら切符切ってたんですよ。今では自動改札にみんな慣れているのだから、これにもすぐに慣れるでしょうね。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2020年6月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。

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中田 宏
元衆議院議員、前横浜市長

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