【おしらせ】アゴラ読書塾 池田信夫「疫病と文明」

2020年06月12日 18:30

51U6f63ccKL新型コロナウイルスの世界的な流行は、先進国では過去のものと思われていた疫病(感染症)の脅威が、今なお大きいことを人々に思い知らせました。人類の歴史の中で、疫病は戦争と並んで生命をおびやかす最大の危険でした。

戦争に勝ち抜くために国家が生まれたように、疫病と戦うために宗教が生まれました。多くの未開社会に世界を浄と不浄に分類する呪術があり、死者を隔離する墓地や葬儀があります。これは今では機能的には無意味な儀式と思われていますが、人が世界を分類することには、疫病を防ぐ意味があったのです。

疫病の原因が細菌だとわかった19世紀まで、その正体は不明で、超自然的な恐怖の源泉でした。それを排除することが集団を維持する上で決定的に重要で、それがキリスト教やカースト制を生み出したと考えられています。

白人が世界を植民地支配する上で大きな役割を果たしたのも疫病でした。数千万人いたアメリカ原住民を殺した最大の武器は、スペイン人の持ち込んだ天然痘だったのです。近代社会でもっとも重要な職業は医学であり、近代国家は人々の死を管理する制度でした。

7月からのアゴラ読書塾では、疫病という観点から、人類が死を見つめ、その危険から身を守ってきた歴史を見直したいと思います。授業はすべてインターネット配信するので、全国の(あるいは海外の)みなさんも視聴できます。録画をあとから見ることもできます。

講師:池田信夫(アゴラ研究所 所長)

テキスト

など随時指定します(すべて読んでくる必要はありません)。

テーマ(例)

  • 世界を分類する神話
  • トーテミズムとケガレ
  • キリスト教は医療から生まれた
  • カースト制の合理性
  • 新大陸を征服した天然痘
  • 黒死病が資本主義を生んだ

など受講生のみなさんの関心に応じて決めます。

開催日:2020年7月3日から毎週金曜日(全12回)

7月3日・10日・17日・24日・31日
8月7日・21日・28日
9月4日・11日・18日・25日

時間:19:00~20:45(手づくりの軽食つき)。懇親会もあります。

場所Katanaオフィス渋谷(東京都渋谷区渋谷3-5-4 渋谷3丁目スクエアビル2階)会議室(渋谷駅C1出口5分)

定員:15名。インターネットによる視聴は無制限(YouTubeで質問できます)。

受講料

  • 3ヶ月12回分:6万円(消費税込み)
  • 2020年4月期のアゴラ経済塾(教室受講)から継続する受講者:5万円
  • 女性・学生・インターネット:3万円(ネット受講者も1回は会場で受講できます)

お申し込み方法専用フォームに必要事項をご記入いただき、フォーム記載の弊社口座へのご入金をもって手続き完了です。

主催:株式会社アゴラ研究所

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