現職都議がみる都知事選~少数会派の生き様~

2020年06月30日 06:00

こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)のおくざわ高広です。

さて、今日は少し目線を変えて、都議会における少数会派の生き様というニッチな視点についてお伝えします。

都議会では、本会議における会派としての代表質問や議会運営委員会で交渉を行う主要な会派が5つとそうした機会のない3つの少数会派が存在します。(東京みらいは、代表質問ではなく一般質問に登壇。議運にはオブザーバー参加。)

主要会派:都民ファ(50)、公明党(23)、自民党(22)、共産党(18)、立憲・民主クラブ(5)

少数会派:無所属 東京みらい(3)、自由を守る会(1)、生活者ネット(1)

( )内は所属議員数

主要会派の動向については、昨日も書きましたが、知事選や都議補選の動きを追っていただければと思います。

1.無所属 東京みらいの場合

私が幹事長を務めさせていただいている”無所属 東京みらい“ですが、知事選における対応は知事選前日に伝えさせていただいた通りです。

参考)都知事選、告示にあたって

 

この結論に至るまでには、会派の仲間と相当な議論を重ねました。

無所属の強み、党利党略によらない政治、を目指す、自分私たちの政治姿勢は示すには?

これまでの小池都政やコロナ禍の現状を踏まえて、託すべきは誰か?

考えても考えても答えは出ず、1週間ほど、眠れない日々を過ごしました。

そのような葛藤を、都政新報さんに取り上げていただいたので、是非お読みいただきたいと思います。

※都政新報は、都政や区市町村行政の専門誌です。

※都政新報(2020年6月26日)より

私たちは、たった3人の、歴史も浅い会派ですが、「ふるい政治を変えたい」と誰よりも強く想っていると自負しており、「政治に新しい選択肢を~ふるい政治の1割を変えよう~」というミッションを掲げています。

記事中にも書いてありますが、これからの政治を変えていこうという仲間も募集しています。おかげさまで募集定員を越える方からご応募いただいておりますが、できるだけ多くの方にご参加いただけるよう、仕組みを考えています。

明日まで募集していますので、是非下記のブログをご覧いただき、お申込みいただけたらと思います。

変わらないことは政治を変えたいという純粋な想い

「TEAM無所属 東京みらい」チームメンバー募集(森沢きょうこ議員ブログ)

2.自由を守る会の場合

自由を守る会とは、都議会議員の上田令子さんが代表を務める地域政党で、都内区市議会議員6名が所属しています。

前回都知事選では、ファーストペンギンとして小池候補をいの一番に支えたものの、その後の方針が合わず、現在は小池都政糾弾の先頭を走る上田議員は知事選をどう見ているのか。

自由を守る会上田令子議員(写真は都議会HPより引用)

 ブログ お姐が行く! 6/18に示されています。

令和2年東京都知事選挙 誰も支持をいたしません

再選した場合の小池都政、新たな知事による都政を、

しがらみなく、忖度せず質す者がいなくなることは

都民にとって大きな損失、不利益につながると考え、

地に足つけて東京都議会に踏みとどまることを決意しました。
任期を全うするまで都議会で税収が激減するであろう都政をこれまで以上に厳しくチェックしていく所存です

この発信以降のSNS投稿を見ていると、地域活動や都や区への要望に精力的に活動されていることが分かります。知事選が行われているからといって、都民の皆様の暮らしが止まるわけではありません。

小池都政は評価していないけれど、知事選では誰も支持しない、しかし、問題点は指摘する、地域の声を聞き続けるという姿勢について、見習うべきことが多いと思っています。

3.東京・生活者ネットワークの場合

東京・生活者ネットワークとは、身近な地域での活動を手がかりに、 市民自治による新たな政治を目指し、特に都議会では、山内れい子議員が女性の権利を強く訴えいています。

都内の区議会・市議会にも各1~2名程度の議員が在籍するなど、一定の存在感を示しています。

都議会生活者ネットワーク山内れい子議員(写真は都議会HPより引用)

では、生活者ネットの知事選はというと、2020年都知事選挙方針(6/10付)においては、

「東京を「生活のまち、安心・共生・自治のまち」にするために、市民団体と連携し2020年東京都知事選挙に取り組みます」とあり、少なくとも小池都政を評価していないことは伺えます。

知事選において特定の候補者を明確に指示してはいない生活者ネットですが、実は、都議補選(狛江・調布)に候補者を出しています。

前回の都議選では、都民ファーストの会と政策協定を結んでおり、北多摩第三選挙区においては、当時無所属で立候補し、現在は都民ファに在籍する議員を推薦していました。

また、都議会の議決等においては、共産党と歩調をあわせることも多いのですが、その生活者ネットから、初めて独自候補を擁立した点は、今後の政局やこの4年間の都政を見るうえで重要なポイントと考えられます。

ここにも、自らの存在意義をかけた戦いがあり、その姿勢から多くを学ばせていただいています。

注)自由を守る会と生活者ネットについては、奥澤の私見です。ご容赦ください。

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さて、知事選、都議補選、いよいよ今週末には結果が出ます。

最後の追い込みをかける候補者やその周辺で繰り広げられるドラマにも注目していただき、政治に関心をもち、投票へいく方が増えることを願っています。

知事選立候補者一覧はこちらから

知事選・都議補選 選挙公報はこちらから

未来への無料チケットを使おう!(期日前投票所)


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2020年6月29日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。

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奥澤 高広
東京都議会議員(町田市選出、無所属 東京みらい)

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