現役の子育て世代が都知事になったら…

2020年07月02日 06:00

東京都知事候補の小野たいすけです。

私はいま小学生と幼稚園生の双子、3人の子どもを育てています。選挙のために私ひとりが東京に先に出てきたので、子どもたちはまだ熊本にいます。1か月近くも会えないとさみしいものですが、街頭活動が終わった夜にはLINEのテレビ電話で10分ほど話をするのが毎晩の楽しみです。

今回、家族の話を持ち出したのは、私自身が子育てをいましているからこそやりたい政策、同じ子育て世代の皆さんの目線でできると思う政策があるからです。

子育てで特に厳しいのは地域での孤立です。痛ましい虐待事件の原因もこれです。
東京よりまだ地縁が残っている熊本ですら、どうやってママさんたちを孤立させないかが課題でした。こういうときは地域での子育てネットワークづくりが必要です。

熊本にいたとき、妻が「縁側moyai」というグループを立ち上げました。

ママさんたちが助け合いながら、イベントや情報交換を行うなどして地域で子育ての楽しさを共有します。ママだけでなくパパも参加できます。我が家のように多子世帯、しかも私も家内も東京から身寄りがない中で熊本に行っていましたから、ママ友、パパ友ができることでどれほど精神的に楽になれたことか。

先日、「縁側moyai」の皆さんから励ましの動画を送ってくださいました。感激すると同時に、行政とも企業とも違う、こうしたコミュニティの存在がいかに大事で、その活動を後押しすることの意義を改めて見つめ直した次第です。

もう一つ、杉並区で導入している子育て応援券。一時保育や子育て相談など、地域で利用できる有料のサービスについて、未就学児のいるご家庭に発行します。そのサービスを提供した事業者には区が代金を支払うというものですが、実はこれも区としては、パパやママがサービスを利用することで、地域でのつながりを得るようにすることを目的の一つにしています。

私がめざす東京は、最終的には、サテライト都市を近郊にいくつも作り、リモートワークを積極的に活用しながら、満員電車で通勤せずとも、身近なところで子育てを両立しやすくするようにしたいと思っています。そして、それぞれで新しい地縁を作っていただく。

いま子育て当事者世代として、ライフスタイルから街づくりまでしっかりと政策化できるのは自分しかいないと自負しています。


【編集部より】本稿は東京都知事選(7月5日投開票)候補者からの寄稿です。アゴラとしては特定の候補者を推奨するものではありません。また、主要候補本人、および陣営関係者の応援記事についてご投稿は歓迎しております(万一の公序良俗違反、あきらかな事実誤認等がある場合、ご相談させていただく場合もありますが、基本的には掲載する方針です)。

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小野 泰輔
前熊本県副知事、東京都知事選候補

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