都知事選「非」候補の駒崎ひろきの公約はこれだ!

2020年07月05日 11:30

みなさん、こんにちはーーーーーー!

このたび、無所属にて東京都知事に立候補し、、、、、てはいない駒崎弘樹です!東京都千代田区で『フローレンス』という児童福祉のNPOの経営者をしております!

今回こんなパロディ風のポスターで壮大に滑ってまでこれを書いているのには訳があります。

だって、今回の都知事選立候補している人に、『子育て』アジェンダをメインテーマに持ってきている人、います!?

もちろん子育て政策に触れている人はいますが、ポスターにでかでかと載っけて『これに命賭けてます!』って人は見当たりません。

これからの未来の東京を成長させていくも衰退させていくのも、我々大人ではなくて、子どもたち。だけどその子どもたちを育てていく環境には、まだまだ沢山の壁や課題があるわけです。

そこに触れずして、なにが都知事候補だっ!おのれら、本当にわかっとるんかいっ!ということで、僕が子育て支援の現場で感じている課題を『駒崎ひろきが都知事になるなら』風に書くことにしました。ぜひ、ご笑覧あれ!!

駒崎ひろきの理念、それは…

まず、僕のビジョンは『みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる東京都』です。僕が経営するフローレンスのビジョンそのもの。というか、そちらからパクりました。いや~、よくできている。こんな東京都を目指したいもんです。

駒崎ひろきが都民の皆様にお約束する『3つのゼロ』それは…

1)待機児童ゼロ!

現在東京都では【待機児童】は減っているものの、いわゆる【隠れ待機児童】は増える一方。

子どもを生み育てても、親が就労や介護や通学などを希望したときには安心して保育園に預けることができる。そんな当たり前の東京を、僕、駒崎ひろきはつくっていきます!

また、先日も八王子で双子のお母さんによる虐待死がありました。多胎児(双子・三つ子など)を育てる家庭が優先的に子どもを保育園に預けることができるように、利用調整時の『多胎児加点』を設定することを都内全区市町村に推奨します。

さらに、医療デバイスを付けながら成長する『医療的ケア児』を預かれる場所がほとんどない問題もあります。医ケア児対応型の保育園を都内に増設していきます。

2)子どもの虐待ゼロ!

次に、子どもに対しての虐待をゼロにします!

まず、東京都をあげて児童虐待との闘いを宣言します。虐待を生み出す社会構造。それは子育て支援の不足であり、親のみに子育てを押し付ける文化であり、母親に育児負担が偏るような働き方です。そうした社会構造とのガチンコの闘いの意思を宣言という形で明治化します。

また、最近ベビーシッターマッチングプラットフォームで、子どもへの性犯罪被害がありました。子どもに関わる職種に犯罪歴の証明を出させる法律の制定は国の仕事ですが、東京からその動きを後押ししていきます。

そして、多くの子どもに温かい家庭養育を、ということで、今年から10年間という期間で設定した【東京都社会的養育推進計画】を見直します。政府が定めた【社会的養育ビジョン】の『就学前児の里親委託率を75%以上に引き上げ、特別養子縁組数は2倍に伸ばしていこう』という数値目標に近づくよう、各区児相と連携をしながら推進していきます。(ちなみに東京都の里親委託率は昨年10月発表の資料ではたった14.1%でした。)

3)子どもの貧困ゼロ!

東京都の【相対的貧困率】はおよそ14%前後*1。東京は豊かなようでいて、決してそうではなく、それは【子どもの貧困】に直結します。

まず、そうした貧困、そして貧困がもたらす様々な福祉的な問題について、行政の窓口で待っているだけの姿勢はやめます。行政や支援者側から、出張っていって、困っていることの相談に乗り、必要な社会資源との繋がりを創っていきます。

これまでのお店モデルの福祉から、出前型の福祉(=アウトリーチ)に転換していくことを目指します。

また、僕らがやっている、『こども宅食』というアウトリーチ事業(生活の厳しい子どもの家に、定期的に食品を届ける)も、都内では文京区だけの展開。食品のお届けをきっかけにつながりをつくり、見守りながら、食品以外の様々な支援にもつなぐという素晴らしい事業なのですが、まだまだ制度が追いついておらず、このモデルを実行できる事業者が限られています。

今年度より、こども宅食をモデルとした事業が国の二次補正予算に入りましたので、各区市町村と連携しながら、都内全域に展開していきます。

そして、ひとり親の養育費の不払い率は70%を超えている状態で、これが先進国で最もひどいひとり親の貧困率を生んでいます。困っているひとり親が別れた配偶者に養育費の請求をする形ではなく、行政が行政情報を使って代理請求をして追いかけていく。どうしても徴収できなければ、立替払いをする仕組み(韓国モデル)を国に先駆けて創ります。

選挙行かなきゃ、子育て層は無視され続ける

今回、僕なりに考えて、『僕が東京都知事になったら、こんな東京にしたいなぁ』というものを語ってみました。

みんな、自分の子育て環境に満足いってますか?このままで、よいですか?自分の子どもにも、今自分がしてる子育ての苦労をさせたいですか?答えがNOなら、選挙に行きましょう。

投票率が低ければ、政治はそれだけ子育て層を舐めます。そして子育て予算は減っていきます。どの候補が勝つとか負けるとかではなく、私たちが投票に行かなければ、私たち子育て層が負けるんです。

私たちが負けたら、その影響は子どもたちにのしかかってくるでしょう。選挙に行きましょう。私たちの愛しい子どもたちのためにも。

注)ポスター等はパロディです。僕が今後出馬することは2万%ありません。

*1 都道府県の相対的貧困率の計測と要因分析

おまけ:

ポスター撮影しているところを社員に軽蔑の眼差しで見られている経営者の図。

おまけ2:

当初左みたいな感じにしたのですが、あまりにガチでいそうだったので、急きょ昭和の政治家風に撮り直しました。って何をやっているのだろうは、自分は。


編集部より:この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹氏のブログ 2020年7月5日の投稿を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は駒崎弘樹BLOGをご覧ください。

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駒崎 弘樹
認定NPO法人フローレンス代表理事

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