山尾志桜里さんの加入で、国民民主党が脱皮・変身すればいいのだが

国民民主党に入党申請しながら、店晒しになっていた山尾志桜里さんの入党が7月8日、ようやく認められたようである。

本人ツイッターより

立憲民主党に三下り半を突き付けて無所属になっていた山尾志桜里さんだが、無所属のままでは大した活動が出来ないことは分かっていたので、今回国民民主党に入党されたことはよかったと思う。

立憲民主党には華が足りないな、と思っていたので、山尾さんの加入で国民民主党がパッと輝いてくれるようになればありがたい。

いきなり表舞台に立つことは難しいだろうが、それでも、あえて立憲民主党を離党して、単身で国民民主党に入党申し込みをしてきた、というのがいい。

支持率だけで言えば、今の国民民主党は選挙を目前に控えている方々からするとそんなに魅力はないはずである。組織の裏付けがある人ならともかく、国民の人気頼みの人からすれば、今の国民民主党は如何にも頼りなく見えるはずである。

しかし、山尾志桜里さんは、そういうことが十分に分かったうえで国民民主党を選んだような印象がある。

それなりの決断力、行動力を備えておられるのだろう。

今回の都知事選挙で如何にも支離滅裂なような動きを示してしまった国民民主党だが、山尾志桜里さんの加入で一本筋が通った政党に脱皮・変身出来れば、山尾さんの決断が生きてくるはずだ。

まあ、国民民主党の中には相変わらず立憲民主党や共産党に過度に配慮してしまうような人たちもいるようだから、これからも色々紆余曲折があるだろうな、と思ってはいるが・・。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年7月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。