本文が完成しなくても、書籍表紙デザインは完成する

ブログ読者の皆さまからも、80件近いコメント頂いた新刊書籍のデザインですが(本当にありがとうございました!)、色々考えた結果、デザインAをベースにして進めることに決めました。写真は完成版ではありませんが、現時点のデザイン案です。

サブタイトルを縦書きではなく、横書きにしてもらったり、細かいテキストの修正などはありますが、表紙のデザインはほぼ完成しました。

一方でまだ完成していないのが、本文のテキスト(中身)です。

今回は6章構成になっていますが、第5章までは入稿を完了していますが、第6章はまだこれからです。発売は8月末を予定していますから、間に合うのか不安になってきますが、書こうと思っていることは頭の中にまとまっていますので、後はこれから数日で一気に書き上げるだけです!

ブログでも書籍でも、文章を書くのにかかる時間は、全体の3割くらいです。残りの7割は何を書くかを考える時間です。しかも、この考える時間というのは、時間をかけたからそれに比例してアウトプットが出るとは限らないのが、怖いところです。その点、テキストの作成になってしまえば、時間に比例して文章をまとめることができます。

実は、本の制作の中で、本文を書くことの比率は、全体の半分以下だと感じます。

タイトルをどうするか、表紙デザインはどんな感じにするのか。さらに、プロモーションをどうするのか。広告や出版記念セミナーはどのくらいの費用をかけてやるのか・・・。本が完成してからのことも並行して考えておかなければなりません。

という訳で、今日もこれから一日、部屋に籠って、原稿作成に没頭しつつ、プロモーションなどの発売後のこともあれこれ考えたいと思います。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年8月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。