究極の「器用貧乏」を目指せ?!専門性・強みのない議員の悩みって

2020年08月14日 11:30

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

お盆の真っ只中ですが、浅田政調会長にお時間をいただいて今日も政策・公約づくりをガシガシと進めていました。

国政政党の政策集ともなると、地方自治体にはない金融政策・外交防衛から憲法改正、そして福祉・社会保障に産業政策と非常にウイングが広く、俯瞰してみているとまだまだ知識が足りない分野ばかりです。

ただ、各分野に精通している議員や政策ブレーンからアイディアを集めて、政策集として取りまとめる作業というのは、自分にはそれなりに向いているような気もします。

29歳で議員になってからというものの、「専門性」「強み」のなさというのは自分の中で大きな課題の一つでした。いや、現在進行形か。

政界を見渡してみれば、弁護士や医師、元官僚、経営者に博士号取得者と、明確な専門性や実績を持っている方がゴロゴロいます。

一方で自分はと言えば、最初の選挙でアピールしてきた「民間経験」は営業・マーケティング合わせてたった7年間で、それぞれの分野でトップクラスと言える結果を残してきたわけではない。

海外経験もなければ学歴は学部卒で、かといって這いつくばるような困窮生活を経験してきたわけでもない。

そんなやつが政界で何か爪痕を残せるか・貢献できるかと言われれば前途多難の一言ですし、今も自分のヘボさにはがっかりすることばかりです。

ただそんな中、おそらく人よりちょっとだけ特異な経歴・能力といえば、ブロガーであり情報感度がそれなりに高いこと

ブログくらいの短い文章・ネット発信って、数多の情報から必要なものを抜き出して、わかりやすく端的にまとめる能力がめちゃくちゃ問われるんですよね。

その集める情報が専門外のものだとしても、「何が有益か」「どの情報を拾い上げて、どれは捨てるべきか」というのを判断する能力が求められる。

そういう作業を学生時代からずーっとやってきたので、専門家の情報発信とか同僚議員の国会質疑を見ていて、なんとなくセンサーが働いて要点をポチポチとまとめる癖がつきました。

そして専門外の情報を取捨選択するためには、その下地となる一定の知識が必要になるので、自然と「薄く広く」あらゆる政策分野の知識をつけていくという、ジェネラリスト志向の政治家になっていくわけですね。

と、偉そうなことを言ったところで、そんな後天的に身につくであろう能力は、油断をすれば他の人にあっさりぶち抜かれてしまうものでしょう。

こうなったら究極の「器用貧乏」を目指して、あらゆる政策分野にそこそこ詳しく、状況に応じて必要な政策をアウトプットできる政治家を目指すべきかなと漠然と考えています。

もっと専門性・強みを身につける生き方をしておけばよかったと、自らの不明を恥じ入るばかりですが、そんな時に思い返すのはいつもこのセリフ。

ないもんねだりしてるほどヒマじゃねえ
あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ

一生な

by 蛭魔妖一(漫画「アイシールド21」)

というわけで、今あるもので最高の政策集が作り上げられるよう、先輩議員の力を借りながら邁進していく次第です。

雑談でした。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年8月13日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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音喜多 駿
参議院議員(東京選挙区、日本維新の会)、地域政党あたらしい党代表

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