ステイホーム時代の手抜き、手間抜き問題

2020年08月23日 14:00



何者かと問われると、自分の存在があまりにも中途半端すぎて即答できないのだが。一つの答は、主夫である。限りなく専業に近い兼業主夫だ。子供が生まれてから、仕事の優先順位を下げることにした。仕事の量を減らしたし。石を投げられそうだが、合格点、及第点をクリアすることを目指し、満点を目指さないことにした。

いや、もっととことん仕事したいと思うが、精神的にも肉体的にもなかなかそんなモードにはならず。とはいえ、なんとかなるもので。子供が生まれてからも減収減益が続いているものの、それはほぼ計画的なもので。なんとかやっている。

そんな生活を綴った本を出してから1年。売れているとは言えないし、話題にもならない。ただ、読んでくれている人はいるもので。たまに、メディアから取材依頼がきたりするし、講演の依頼もあったり。今週もウェビナーの収録がある。

そんな私の主夫生活も最近は変化し。一つは冷凍食品の積極活用。以前は食事を私が完璧に作っていたが。少しは手を抜くことにした。冷凍食品、お惣菜の積極活用である。私自身、自分の時間をつくる意味もあり。引っ越しをして、職場が遠くなったこともあり。夕飯に間に合わないことも増えた。

さらに、娘も3歳となり。「お腹へった」とおねだりする機会が増え。ピカール、セブンプレミアムの冷凍食品を、冷凍庫いっぱいなるくらい買い込み。いつでも、お腹が減ったときに手軽に食べることができる体制に。

さらに。私は保育園の送り迎えをやめることに。徒歩1分だし。

というわけで、私の専業主夫度はやや低下。それでも、いまは妻が仕事の修羅場で。彼女に仕事に集中してもらうために、保育園が帰ってきてからは私が娘につきっきりということが増えたのだけど。

我が家は仕事にかける時間は妻が、家事や育児にかける時間は私が多め。まあ、こういう家庭があってもいいと思う。その中で私なりに、仕事をする時間、自分の時間を確保するよう、頑張ってみた。



家事をめぐっては、手抜き、手間抜き論争が最近起こっていたけれど。何が必要なのか、価値を生み出す行為は何か、それは家族にとって快適なことなのか。この点から見直すと良い。そして、今までの取り組みが本当に価値を生み出していたのかという問いかけも。この本なども考えるヒントにしつつ、模索しよう。


編集部より:この記事は千葉商科大学准教授、常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年8月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。

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常見 陽平
千葉商科大学国際教養学部准教授

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